ドバイ

ドバイの服装はどうする?女性の場合

ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)にある人気スポット!

世界一高いビルのブルジュ・ハリファを始め、ゴージャスでリッチな場所というイメージがあります。

 

しかし、ドバイはイスラム教国

観光業が盛んで比較的ゆるいとはいえ、宗教上、服装には気を使う必要があります。

 

実際に行くとなると、どんな服でいけばいいのか悩みますよね…。特に女性!!

この記事では、実際に私がドバイを訪れた時の経験をもとに、女性向けの服装をご紹介していきます。

1 ドバイの服装・女性が気をつけるポイント

女性がドバイで気をつけるべきポイントは2つ。

・過度な露出は控えること
・ぴったりした体のラインを見せる服装を避けること

 

この2つを押さえておけば、基本的には大丈夫!

具体的には、過度な露出とは、タンクトップやキャミソール、ショートパンツやミニスカートのこと。ぴったりした服装とは、レギンスやスキニーパンツのことです。

上記を踏まえた上で、月別・シーン別の服装を確認していきましょう。

 

2 月別・ドバイでの女性の服装

2.1 ドバイの気候

ドバイの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温 °C 24 25 28 32  37 39 40 41 38 35 30 26
最低気温 °C 14 15 17 20 24 27 29 30 27 23 19 16

出典:wikipedia

ドバイの夏は暑すぎるので、ベストシーズンは暑さの弱まる冬になります。

 

2.2 12月、1月、2月、3月の服装(冬季)

冬季は、過ごしやすくて快適なドバイのベストシーズン

日本の春くらいの気温をイメージすると、分かりやすいと思います。春の始まりは、日中は暖かいですが、夜には少し冷えますよね。そんな感じです。

 

ヨーロッパ系の観光客は半袖の人が多いですが、日本人には半袖に薄手のシャツやパーカーのような格好が丁度いいでしょう。紫外線対策にもなりますしね。

私が1月に行った時は、夜にドバイ・ファウンテンのショーを見たんですが、水しぶきや風のせいもあって、想像以上に冷えました。薄手のパーカーを着てたんですが、それでもちょっと肌寒かったくらいです…。

 

ちなみに冬季でも日差しはしっかりあるので、サングラスはあったほうがいいです!

持ち物リスト

・半袖
・ガウチョパンツ / ロングスカート / ロングワンピース
・長袖シャツ / パーカー / カーディガン
・厚手のジャケット / ウルトラライトダウン
・サングラス
・サンダル / スニーカー

 

2.3 6月、7月、8月、9月の服装(夏季)

日本の夏も年々暑くはなっていますが、それをはるかに超える蒸し暑さになるのがドバイの夏です。

日中の気温は当たり前のように30度を超え、40度を越す日も珍しくありません。屋外で携帯を使っていると、暑さのせいで5分で携帯の調子がおかしくなるとか…。やばい…。

 

持っていく服ももちろん夏服になります!

ただし、大原則である「過度な露出は控える」は守った範囲にしましょう。タンクトップやキャミソール、ショートパンツやミニスカートはNG。

というか、紫外線がすごいので、薄手の長袖&ロングスカートくらいで防御してしまった方が安心です。

 

暑い国の常で、屋内はクーラーがんがんの所が多いので、ショールやカーディガンなどの羽織ものも持っていきましょう。

持ち物リスト

・半袖
・ガウチョパンツ / ロングスカート / ロングワンピース
・長袖シャツ / パーカー / カーディガン
・サングラス
・サンダル / スニーカー

 

2.4 10月、11月、4月、5月の服装(季節の変わり目)

日本の残暑をイメージするといいです!

夏真っ盛りに比べるとだいぶ暑さは和らいだけど、暑い日も結構あるよね〜という感じ。なので、基本はやはり夏服。

温度調整のための長袖も持っていきましょう。となると、夏季と持ち物はほとんど変わらなくなりますね 笑

持ち物リスト

・半袖
・ガウチョパンツ / ロングスカート / ロングワンピース
・長袖シャツ / パーカー / カーディガン
・サングラス
・サンダル / スニーカー

 

3 シーン別・ドバイでの女性の服装

3.1 モスクでの女性の服装


(ジュメイラモスクにて撮影)

モスクは、イスラム教信者が集う場所なので、一番服装に厳しくなります。女性は、手首・足首・髪の毛を隠す必要があります。

 

観光できるようなモスクでは、観光客向けにショールやヒジャブ(伝統衣装)を貸し出している所がほとんどなので、あまり神経質になりすぎる必要もないと思います。

失礼にならない程度に露出を控えておこう、という気持ちが大事かと!

 

私が訪れた以下のモスクでは、ヒジャブの貸し出し(無料)がありました。

・ジュメイラ・モスク(ドバイ)
・シェイク・ザイード・グランド・モスク(アブダビ)

 

ちなみに貸し出されているヒジャブは、フードの付いた裾の長いポンチョのような簡易的なものです。可愛さを求めていくとがっかりすると思います。笑

持ち物リスト

・ガウチョパンツ / ロングスカート / ロングワンピース
・長袖シャツ / パーカー / カーディガン
・ショール ※ヒジャブのレンタルがあれば不要
・サンダル / スニーカー

 

3.2 砂漠での女性の服装

ドバイに行ったら、砂漠ツアーに申し込む人も多いですよね。大体のツアーは、夜に砂漠ディナーを食べて終了というコースかと思います。

夜の砂漠はかなり冷えます。私がツアーに参加したのは1月。用心のためパーカーを着た上に、ユニクロのウルトラライトダウンも持参しました。ネット情報を見るとウルトラライトダウンを着ても寒いという人の声もあって恐怖でした…。

私の場合、なんだかんだディナーの席でも、水タバココーナーに行ったり、ラクダ乗りに行ったりと動き回っていたせいか、全然寒くなることはなく。結局、ヒートテックの出番はありませんでした。

でも、同乗していたフィリピン人の女性は、ずっとディナーの席で座っていたのもあって、かなり寒かった模様。帰りの車の中でも「エアコンを切ってもらえるかしら…」と、調子悪そうにしてました。

体調を悪くしては元も子もないので、しっかり寒さ対策はした方が無難ですね!

 

足元に関しては、バンドで留められるサンダルがベスト!スニーカーは砂が入りまくって辛いです。

持ち物リスト

・厚手のジャケット / ウルトラライトダウン
・サングラス
・サンダル

 

3.3 ビーチでの女性の服装

忘れがちですが、ドバイはビーチリゾートでもあります。

そして意外なことに、ビーチではビキニもOK!!みんな普通の海水浴場と変わらない、普通の水着を着ています。

イスラム教女性用にブルキニと呼ばれる、頭・手首・足首が隠せる水着も売っていましたが、実際に着ている人は一人も見ませんでしたね…。エミラティ(UAEの人)は、あんまり海に入らないのかも?

私の行ったビーチでは、ビーチと通路の境目に「ここから先は水着NGですよ」という看板が立っていたので、水着のままビーチエリアを離れないように気をつけて。

夏季に訪れる方は、砂浜が激アツなので、ビーチサンダルもお忘れなく!

持ち物リスト
・水着(ビキニタイプもワンピースタイプをOK!)
・ビーチサンダル
・タオル
・レジャーシート

 

3.4 街中での女性の服装

街中では、大原則の2つ(過度な露出NG、ピチピチNG)を守ればOK。

それを破ったからといって逮捕されるようなことはないですが、露出が多めだと、めちゃくちゃジロジロ見られて不快な思いをするのは間違いない!

しかもドバイの人口の8割は男性!メトロなんかに乗っていても実感しますが、男性がめちゃくちゃ多いので、色んな意味で守った方がいいです。

 

あと、これは盲点だったのですが、ドバイのイスラム教男性はカンドゥーラという真っ白な衣装を着ています。

私が持っていった真っ白のワンピースが、なんとなくカンドゥーラに雰囲気が似ていて、若干(気のせいかもしれませんが…)、道ゆく人から変な目で見られた気がします。可能であれば、真っ白というのも避けたほうがいいかも。

 

3.5 レストランでの女性の服装

高級レストランでアフタヌーンティーを楽しむ予定がある方!

そういう場合は、ちょっとオシャレにドレスアップが必要です。ドレスコードがあるところも多いので、いく前にチェックしておきましょう。

女性は、しっかりオシャレなワンピースだと安心です。ラフすぎると、周りと浮いちゃってせっかくの時間が楽しめなくなってしまいます。靴も悩みますが、カジュアルになりすぎないサンダルなら大丈夫だと思います。

持ち物リスト
・オシャレなワンピース
・ショール / 羽織り / カーディガン
・ヒールのある靴 / サンダル

 

4 まとめ

ドバイでは、意外と色々な制約やシーンが想定されて、ほんと悩んじゃいますよね。写真もいっぱい撮るだろうから、出来るだけオシャレにしたいし!

個人的に一番重宝したのは、ロングワンピとパーカーの組み合わせです。露出控えめ、かつ、オシャレできる!(ガウチョパンツのコーディネイトが難しかったというのもあるw)

インスタ映えスポットも沢山あるので、バッチリ準備して、ドバイ旅行に挑みましょう〜!!

 

以上、おしるこでした!