今年のはじめに、ルーブルアブダビ美術館へ行ってきました!
2017年にオープンしたばかりだからか、ガイドブックにも情報が少なく、まだ観光客も多くありません。
世界的に有名な作品が揃っているにも関わらず、ゆったりと作品を鑑賞できるのでオススメの穴場スポットです(^^)
この記事では、私の実際の体験談を絡めて、ルーブルアブダビの基本情報・営業時間・行き方などの情報をご紹介しますね。
もくじ
1 ルーブルアブダビ美術館ってどんなとこ?
ルーブルアブダビは、2017年11月にオープンしたばかりの新しい美術館です。当初は2014年を目指していたので、待望のオープンとなりました。
ルーブルアブダビ美術館は、アラブ首長国連邦(UAE)とフランスの協働プロジェクトとして始まりました。
さすがルーブルといった感じで、使われた金額も半端ありません。「ルーブル」の名前を30年間使うために、アラブ首長国連邦(UAE)がフランスに払った額は、なんと4億ユーロ(約530億円)!
他にも、フランスの美術館からの作品借用料で2億ユーロ(約250億円)など、アラブ首長国連邦(UAE)の気合の入りっぷりが伺えますね。
ルーブルアブダビ美術館のテーマは「ユニバーサル・ミュージアム(A universal museum in the Arab world)」。個々の文化や文明を超えた人間の創造性・時代・場所に焦点を合わせています。
美術館内の展示もこのテーマに合わせ、地理的な分類はされておらず、各年代ごとの作品を国や地域に縛られず同じ部屋に展示されています。
2 ルーブルアブダビ美術館の美しい外観
エメラルドブルーの海の上に、まるで浮いているように見えるこの美術館は、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞の受賞歴を誇るジャン・ヌーヴェルによって設計されました。
フランス人建築家で、汐留にある電通本社ビルの設計も彼が行ったそう。
特徴的なドームは、8層からなっています。外側の4層はステンレス、内側の4層はアルミニウムで出来ています。透け透けなので軽く見えるかもしれませんが、その重さなんと7500トン!
美ら海水族館にある黒潮大水槽の海水と同じ重さ。パリのエッフェル塔よりも200トン多い重さ。よくこの重さを支えられますよね。驚異の重さ!
美術館の中庭はドームの隙間から差し込む光で、木々の木漏れ日が差し込んでいるかのよう。幻想的な写真が撮れました♡
3 ルーブルアブダビ美術館へのアクセス
ルーブル美術館へは、アブダビの拠点セントラルバスステーションから、バスやタクシーでアクセス可能です。
タクシーの場合
セントラルバスステーション → ルーブルアブダビ
時間:約20分
料金:27 AED(約810円)
シェイクザイード・モスク → ルーブルアブダビ
時間:約50分
料金:60 AED(約1,800円)
バスの場合
セントラルバスステーション → ルーブルアブダビ
時間:約60分
料金:6 AED(約180円)
シェイクザイード・モスク → ルーブルアブダビ
時間:約60分
料金:6 AED(約180円)
どちらの場合も、94番バス一本で行くことが出来ます。アブダビでのバスの乗り方は、別記事で詳しくご説明しています。ぜひ参考にしてください。
4 ルーブルアブダビ美術館の営業時間
ルーブルアブダビの営業時間は、以下の通り。
土、日、火、水 :10:00~20:00
木、金 :10:00~22:00
※月曜日はお休みです
5 ルーブルアブダビ美術館のチケット料金
チケット料金は以下の通り。
22歳〜 :60AED(約1800円)
13歳~22歳 :30AED(約900円)
〜12歳 :無料
HPでチケットの事前購入も出来ますが、はっきりいって並ぶほど混むことはないので、当日購入で問題ありません。予約による割引も特にありませんでした!
チケット購入ではクレジットカードが使えます。
6 観覧時のポイント
6.1 荷物について
ルーヴルアブダビ美術館にはクロークがあります。チケット売り場の先、右手がお土産店、左手がクロークです。大きい荷物がある場合は、こちらを使用しましょう。
6.2 写真撮影可能
ルーヴルアブダビ美術館では、どの作品も写真撮影OKです。
しかも、フランスのルーブルと違って空いているので、有名作品でも撮影しやすいのが嬉しい!ぜひとっておきのカメラを持参してください。
6.3 年代ごとの展示
美術館内は、年代ごとに12のエリアに分けられています。
各エリアは、テーマ「ユニバーサル・ミュージアム」にのっとって、同じ年代の作品が地域・国の区別なく一緒に展示されています。
他ではなかなか見られない独特な展示方法ですよね!日本の鎧の正面に、ヨーロッパの甲冑があったり、ものすごく面白かったです。
6.4 日本の作品も多い
ルーブルアブダビには、歌舞伎絵、日本地図、日本画などの日本作品も多く展示されています。海外の作品と並べて観る日本の作品というのも、他ではなかなか味わえない楽しみです。
6.5 ルーブルアブダビ美術館内のカフェも素敵
ルーブルアブダビ美術館には、カフェとレストランがあります。
海に囲まれた立地なので、エメラルドグリーンの海を眺めながら食事を楽しむことが出来ます。ちょっとお値段はしますが、味も美味しいし眺めもいいしおすすめです!
7 まとめ
ということで、ルーブルアブダビ美術館は、とってもおすすめです!
空いているし、見応えもあるので、アブダビまで行かれた場合は、ぜひ足を運んでみてください。何か不明点があったら、お気軽にコメントしてくださいね。
最後におすすめの動画を載せておきます。
ルーブルアブダビの建設の様子を写した動画です。あの不思議なドームが出来る様子が見られて結構面白いですよん!
以上、おしるこでした!