香港の街中でよく見かける「米線」の文字。
名前から察するに、きっとお米でできた麺なんだろなーくらいに思って、流し見してるだけでした。
個人的にはまったくノーマークで、エビワンタン麺のお店を探していたところ、とある米線屋さんで長蛇の列を発見!
これは…これは、美味しいに違いない!と思って入ったお店が大当たり!!
日本ではあまり見かける機会はない米線ですが、これから香港に行く方はぜぇったいに挑戦してみてほしいです。
ということで、今回の記事では尖沙咀(チムサーチョイ)にある、香港の隠れた逸品「米線」のお店をご紹介します。
1 米線とは?
米線とは、名前から想像できる通り、お米を加工して作った麺のこと。
ビーフンとよく似ていますが、別物です。ビーフンは中国語では「米線」ではなく、「米粉」と呼ぶようで、明確に区別されています。
ビーフンは平らな麺をしているのに比べ、米線は丸い断面をしています。ぷるっとした細めの麺が特徴で、私は日本ではみたことがありませんでした。
食べ方は地域によって様々なようで、冷たいもの、温かいもの、炒めたもの、土鍋に煮込むものなど色々あります。
香港でよく食べられているタイプは、酸っぱ辛くて温かいスープに入っているもの。
この酸っぱ辛いスープが絶妙で、日本に帰ってきてからも思い出しては食べたくなっちゃうんですよね。まさに後を引く美味さ♡!!
2 尖沙咀の米線店 星林居酸辣米線餐廳
今回、私がご紹介するのは「星林居雲南米線餐廳」というお店。
尖沙咀(チムサーチョイ)の駅からほど近く、便利な場所にあります。
初めて通りかかった時は、お店の前に10人前後の行列ができていて、何事かと思いました。
調べてみると、韓国のブログで紹介されているお店らしく、韓国人の方が沢山来ているようです。やっぱり韓国の方は辛いもの好きなんですね!
お店は30人ほどが入れるくらいの小ささで、混雑していることもあって相席になることがほとんどです。
店内に入ると、机の脇にオーダーシートが置かれているので、そのシートに鉛筆でマークを入れて注文します。
中国語と英語の表記があったので、私は英語の内容をググりながら注文しました。
注文時に決めることは以下の通り。
▶︎麺の種類
H1:汁あり麺か、H2:汁なし麺かを選びます。汁ありを選ぶ人が多いみたいですね。
▶︎トッピング
A1〜A37の中からトッピングを選びます。トッピングによって値段が違うので注意!めちゃくちゃ種類があって、一番の悩みどころです。
私は「A3:紅腸(赤ソーセージ)」「A8:台湾ベジタブル」、夫は「A1:牛筋丸(ビーフボール)」「A12:魚蛋(フィッシュボール)」を選びました!
▶︎辛さ・酸っぱさ
C:辛さ、D:酸っぱさ、でスープの味を選びます。私は「C3:小辣」「D2:普通酸」、夫は「C1:走辣(辛さなし)」「D2:普通酸」を選びました!
▶︎特別な注文
E:特別な注文の欄で、麺やパクチーの量が変更できます。
悩むのが面倒な方は、B1〜B4のセットになったものを選んでもいいかもしれません。
出てきたヌードルがこちら!!
野菜もたっぷりで想像以上にボリューミー。辛さと酸っぱさはどうかなぁ〜と思いましたが、選んだものでちょうど良かった。辛いのと酸っぱいのが混ざり合って、なんとも言えない後を引く味です。
酸味が結構強めなので、苦手な方はもう少し控えめなものにしてもいいかもしれません。
ちなみに夫の選んだ「C1:走辣(辛さなし)」も味見させてもらったのですが、辛みがまったくないと味に深みが出ないというか、なんというか…。
個人的には、辛いのが苦手でも「C2:小小辣」くらいを選ぶのがおすすめです。
ヌードルは、1人40香港ドル(約550円)。2人分で合計80香港ドル(約1,100円)でした。
うーん、お安い!!
3 星林居酸辣米線餐廳への行き方
星林居雲南米線餐廳は、尖沙咀(チムサーチョイ)の駅から徒歩4分。
一番近い駅の出口は、A1。
A1出口を出ると、目の前に大きな通りネイザン・ロードがあります。ネイザンロードは渡らずに、真後ろの道へUターンして公園沿いに進みます。
そのあと、一つ目の角を左へ。
すると右手に「米線」の看板が見えますので、そこが目的地です!(Google mapの写真とはちょとお店構えが変わってます)
この通りは小さいお店が立ち並んでいますが、セブンイレブンの左隣と覚えておくと分かりやすいと思います。
星林居雲南米線餐廳
口コミサイト:http://s.openrice.com/QrbS01p8000
住所:尖沙咀樂道23號地下A舖
4 まとめ
いかがでしたか!?
独特の酸っぱさと辛さがたまらない。癖になるライスヌードル米線!!
飲茶やエビワンタン麺もいいですが、ぜひこちらも試してほしい逸品です。
以上、おしるこでした!