2019年6月22日に放送された「世界ふしぎ発見!」では、中国の中でも避暑地として有名な貴州省の魅力が紹介されました。
出演者
草野仁
黒柳徹子
野々村真
出水麻衣(TBSアナウンサー)
藤井隆
田中直樹(ココリコ)
遼河はるひ
加藤諒
岡田圭右
もくじ
1 貴州省ってどんなところ?
中国の西南部に位置し、中心となる都市は貴陽といいます。
年間を通して雨や曇りの日が多いものの、夏は涼しく、気候も安定している為、中国人にとっての夏の避暑地にも選ばれた程です。
しかも、土地代や電気代も安く、住むにも適しているこの貴陽の街は、建築ラッシュの真っ最中!
インフラも急速に発展している為、新幹線でも行けるようになりアクセスもしやすくなっています。
2 梵浄山ってどんなところ?
中心都市の貴陽から北東に離れたところにある世界遺産「梵浄山」。
2000メートルを超える山々と、シンボルとも言える「紅雲金頂」という岩山の上に、仏教の聖地とされる道場(弥勒道場)が建てられている事でとても有名です。
その昔に、この道場で仏教ではとても有名な弥勒菩薩(※中国では布袋(釈契此)様として親しまれているようです)がここで修行したという言い伝えも残っているそうです。
また、梵浄山は手つかずの大自然が403平方キロメートルという広大な敷地があることから、山一つの中に四季折々の風景があることから【同じ景色に出会う事はない】とも言われる程です。
ちなみに、貴陽からは車で6時間半程かかるようです…
シンボルとも言える「紅雲金頂」や、見晴らし台に行くためには、途中(標高2100メートル)まではロープウェイでいけるので、そこまでロープウェイを使い後は徒歩で登っていきます。
ちなみに、ロープウェイから途中の見晴台までは、約4000円で籠に乗せて運んで貰えるので、足の悪い人でも大丈夫ですね♪
3 美しい古都、鎮遠古鎮
見て下さい、この美しい街並み♪
夜景も美しすぎます♪
ちなみに、故事「うだつがあがらない」の”うだつ”が生まれた場所でもあるようですね♪
私のうだつもはやく上げたいな…
4 貴州省に住む少数民族ミャオ族とは?
元々は文字を持たない民族であったミャオ族。
実は、貴州省の約半分以上の面積が少数民族であるミャオ族の自治区域となっているのです。
ミャオ族の最大の村である、西江千戸苗寨(せいこうせんこみゃおさい)。
こちらも鎮遠古鎮に負けず劣らずの美しい街並みですね。
この風雨橋は、男女のデートスポットらしいですよ♪
(たしかに綺麗ですよね~。)
毛豆腐もなかなか美味しそう♪
5 ミャオ族が紡ぎだす美しい刺繍!
ミャオ族が織りなすこの美しい刺繍は、2006年に中国の無形文化遺産に登録されているだけでなく、世界的にも注目を集めており、なんとあの「パリコレ」のデザインにも影響を与えている程なのです!
元々、文字を持たない民族ということもあり、先祖の歴史や伝統をこの美しい刺繍に織り込み、親から子へ、子から孫へ代々伝えていったそうです。
ちなみに【蝶】が先祖を現しているそうです。
6 ミャオ族の恋のお祭り
ミャオ族の若い女性たちは、この美しい刺繍を贅沢に縫い込んだ民族衣装を着て、恋のお祭りに向かうそうです。
銀の装飾が綺麗すぎてびっくり!
その恋のお祭りの名前は「姉妹節」。
(※姉妹が若い女性を指すそうです。)
毎年、旧暦の3/15頃付近に行われるそうです。
ミャオ族にとっては、一年に一度の大変楽しみにしているお祭りで、当日は、闘牛だけでなく、村ごとに歌や太鼓、踊りが繰り広げており、若者たちはここで未来の恋人を探しているようです!
お祭りの由来は『女性が多い村がお祭りを開いて、気になる男性に姉妹飯(青や黄色等の色のついたおこわ)を出した』というこの「姉妹飯」から来ているようです。
以上、おしるこでした!