マレーシア

クアラルンプール空港でシャワーを浴びられる?詳しくご紹介!

マレーシアはここ20年で急速な経済成長を遂げた東南アジアの国です。

マレーシアの玄関口となるクアラルンプール空港は、東南アジアの国々と世界を結ぶハブ空港としても重要な役割を持っています。

クアラルンプール空港は

・メインターミナル(KLIA)
・サテライトターミナルA
・LCCターミナル(KLIA2)

の3つのターミナルから構成されています。

Kuala Lumpur International Airportの略でKLIAと表記されます。

LCC(格安航空会社)の代表格であるエアアジアの拠点としても知られていますね。

クアラルンプールは乗り継ぎなどでも使用される頻度が高い空港です。

乗り継ぎでは、長い時間を空港で過ごさなくてはならない事もあり、出来れば空港でシャワーを浴びてスッキリしたい、という方も多いかと思います。

今回は、クアラルンプール空港でシャワーを浴びられる場所を詳しくご紹介します。

1 クアラルンプール空港の便利なシャワー利用方法

多くの人が乗り継ぎ空港としても利用するクアラルンプール空港には、空港で快適に待ち時間を過ごせる様々な設備があります。

特に便利なのがシャワーです。

長時間に渡る乗り継ぎの待ち時間の間にシャワーを浴びて、スッキリと次の飛行機に臨むことができます。

クアラルンプール空港にはシャワーを浴びることができる場所がいくつかありますので、ご紹介します。

2 Sama-Sama Express KLIA

【出典:トリップアドバイザー

Sama-Sama Express KLIAは、クアラルンプール空港で長時間の待ち時間がある方用のトランジットホテルです。

空港の制限エリア内にあり、ラウンジのような会員制ではなく誰でも利用することが出来ます。

このトランジットホテルは、KLIA1とKLIA2それぞれにあります。

※KLIA1とKLIA2は繋がっていないので、予約の際には注意が必要です。間違えてしまうと大変です。

2.1 営業時間

24時間、営業しています。

2.2 受付方法・シャワー専用ルームの場合

受付でシャワーのみ利用したいことを伝えます。

満室でなければ、カウンター横の通路奥にあるシャワーブースに案内されます。

ドライヤーやタオルも完備されているので安心です!

シャワールームに入ると着替えブースがあり、扉で仕切られているうえに広さが十分にあるので、大きめの荷物があっても濡れる心配はありません。

【出典:トリップアドバイザー

2.3 料金

※時期・為替により多少の変動があります。

●KLIA1

・スーペリアクイーン:約1200円/1時間
・スーペリアツイン:約1200円/1時間
・スーツキング:約2010円/1時間

●KLIA2

・スーパーシングル:約795円/1時間
・スタンダードクイーン:約930円/1時間
・スタンダードツイン:約930円/1時間
・スーペリアクイーン:約1260円/1時間
・ファミリールーム:約1880円/1時間

シャワーだけでも利用可能です。

●シャワーのみ

約900円:時間制限なし

2.4 アメニティ

トランジットホテルには以下のアメニティが用意されています。

・バスタオル

・ドライヤー

お湯の温度、水圧、備え付けタオルの質など、東南アジアのトランジットホテルにしてはかなりのハイクオリティと評判です!

2.5 手荷物

イミグレーションを通過しないので、もしクアラルンプール空港までのフライトで荷物(スーツケース等)を預けている場合は、ピックアップすることが出来ないということを覚えておきましょう。

特に女性の方であれば、化粧品などは機内持ち込みにしておくと良いですね。

また、貴重品は必ず携帯しましょう。

2.6 その他・注意事項

トランジットホテルなので、チェックイン時には次のフライトチケットを見せる必要があります。

トランジットホテルということで、1日単位ではなく1時間単位で予約をします。
最低利用時間は6時間〜となっています。

Sama-Sama Express KLIAホームページ
※予約もこちらからできます

Sama-Sama Express KLIAはとても清潔なので、女性にもオススメです。

KLIA、KLIA2共にある施設なので、使い勝手も良いですね!

3 カプセルホテル Capsule by Container Hotel (Klia2)

【出典:container hotel group

Capsule by Container Hotelは、KLIA2にあるカプセルホテルです。

こちらも、ラウンジのような会員制ではなく誰でも利用することが出来ます。

カプセルホテルというと

「終電を逃してしまったサラリーマンが泊まる」

というようなイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、

クアラルンプールにあるこのカプセルホテルは、まるでオープンカフェのようなオシャレなカプセルホテルです。

場所は、KLIA2のバスやタクシーのチケットカウンターがあるターミナルビル一階の奥にあります。

3.1 営業時間

24時間、営業しています。

3.2 受付方法・シャワー専用ルームの場合

オシャレなオープンカフェのような受付で、シャワーのみ利用したいことを伝えると、シャワーブースに案内してくれます。

【出典:container hotel group

スーツケースも預かってくれますし、手荷物程度の大きさのものを入れられるロッカーもあるので、荷物も濡れずに安心です。

3.3 料金

時間制になっています。

・約1500円/3時間
・約2300円/6時間
・約3000円/12時間

シャワーだけでも利用可能です。

●シャワーのみ

約500円:時間制限なし

3.4 アメニティ

カプセルホテルには以下のアメニティが用意されています。

・バスタオル(とても清潔と評判のようです!)
・手荷物程度のスーツケースが収容できるロッカー

カプセルホテル内には、シングルサイズのお布団、シャワーとトイレがセットがあります。

またwi-fiも繋がるので時間も潰せます。

3.5 手荷物

こちらのカプセルホテルはロッカーだけの利用も可能で、手荷物を預けることができます。

・ロッカーのみ:約500円
※KLIA2空港内にある荷物一時預かり所よりもこちらの方が安いそうです!

【出典:container hotel group

Capsule by Container Hotelホームページ
※予約もこちらからできます

Capsule by Container Hotelは3時間から使えるので、微妙な長さのトランジットには助かりますね。

しかも、3時間で1500円とコスパも素晴らしいです!

4 タイ オデッセイ(マッサージ店)

【出典:LOVE TRAVEL

タイ オデッセイは、KLIA2にあるマッサージ店です。

こちらでは、一部のマッサージの前後にシャワーを浴びることができます。

場所は、KLIA2の2M階(制限エリア外)にあります。

【出典:ワタクシゴトですが空飛びます

4.1 営業時間

6:00am〜24:00am

4.2 受付方法

予約をしていなくても、空いていれば施術してもらえます。

受付で、マッサージの前と後どちらにシャワーを浴びるかを聞かれます。

※オイルマッサージ後は体がベタつくのと、マッサージ中に寒く感じることが多いようなので、マッサージの後にシャワーを借りるのがオススメです。

4.3 料金

シャワーが利用できるマッサージ料金の一例です。シャワーはこの料金に含まれています。

・アロマテラピー マッサージ:約4450円/1時間
・ハーバルテラピー:約5575円/2時間
・ボディスクラブ:約4850円/1時間

4.4 アメニティ

・バスタオル

・ドライヤー

・シャンプー

・ボディーソープ

【出典:ワタクシゴトですが空飛びます

4.5 手荷物

貴重品を預けられる鍵付きのロッカーがあります。

その他大きめの荷物はマッサージルームの目の届く場所に置いておきましょう。

タイ オデッセイ ホームページ
※予約もこちらからできます

【出典:ワタクシゴトですが空飛びます

シャワーが浴びられるのはもちろん、日本よりはかなりお得なお値段でクオリティの高いマッサージを受ける事ができますよ!

5 まとめ

東南アジアから世界へ飛び立つハブ空港となっているマレーシアのクアラルンプール空港。

長いトランジットの待ち時間を過ごす利用客が多いこともあり、快適な待ち時間を過ごすための施設が充実しています。

長時間のフライトというのは、思いのほか疲労がたまるものです。

ご紹介した施設では、シャワーを浴びられるだけでもなく横になって仮眠も取れるので、身体の疲れをリフレッシュすることができます。

クアラルンプール空港を上手に利用して、快適な旅を楽しみましょう!