どうも、おしるこです。
別記事でも取り上げていますが、ロンダで一番人気の観光スポットと言えば、言わずと知れたヌエボ橋…ですが、今回ご紹介するのは、ロンダの中にあるおすすめ公園です♪
想像して見て下さい。
日本から遠路はるばるスペインへ旅行に来たアナタは、スペインのおすすめ各所を巡った先に、ようやくこのロンダの地に辿り着きました。ところが、既にお疲れモード…。
そろそろどこか静かな公園でゆっくりしたい…でも、折角来たから景色も見たい…!
そんな癒しの想い、叶えて見せましょう!
ということで、早速ご紹介します!
もくじ
1 ロンダのおすすめ公園【アラメダ・デル・タホ】
通称タホ公園。
電車やバスの駅からヌエボ橋に向かう途中で通りかかる、ロンダで一番大きい公園です。
目印はロンダ闘牛場で、そのすぐ横(北側)にあります。
大きいと言ってもそんな大げさなものではなく、ちょっと小さな植物園があって、カップルが木陰の椅子に座ってゆっくり寛げるようなそんなゆったりした公園です。
たま~に、何かのイベント(音楽祭)的なものが開催されていますので、その時はまた別の雰囲気を醸しだしているかもしれません。
ちなみに、もし元気があり余っていて、ロンダ到着後とにかく最初に”崖の上にある街”である事を体感されたい方は、このタホ公園の入口を入って大体100M程直線ダッシュをすると切り立った崖の端に到達します。
もちろん柵はありますのでご安心を。
ただし、当然の事ながらゴールテープと勘違いしないでそのまま突き進まないで下さい(絶対に!!!)。元気があるアナタが向かうべきはヌエボ橋なのですから♪
(ちなみに私は、他の観光場所を見た後に、この場所でゆっくりとした休息タイムを満喫させて頂きました。)
2 ロンダのおすすめ公園【ハルタ・スクエア(ミラドール・デ・ロンダ)】
この公園の名前ですが、実はロンダに在住していた日本人画家の「春田美樹」さんという方の名前からこの名前がついたそうです。
場所は↑の①でご紹介した公園のこれまたすぐ近くにあるロンダ闘牛場の入口付近を崖側にそのまま進んだ先にあります。(上記①と同じボケ突っ込みを書きたいですが割愛…)
この公園をご紹介する理由は二つ。
別記事でもご紹介した「王道スポット:西の原野」を綺麗に見れるポイント(ミラドール・デ・ロンダ)があるという点です。とても有名なスポットなので一度は訪れておいて方がよいと思いますよ♪
また、私もいつか機会があれば絶対に見てみたい『「王道スポット:西の原野」を背景にした劇場』があるという点です!!!
多分イベントなどで使用しているものと思われるものの、私が行った際はそんな素敵な場所があるとも知らず…その劇場で劇が公演されている姿を脳内だけで楽しむだけでしたが、絶対に凄そう!!!(だって劇場の直ぐ後ろは崖ですからね!!!)。
ということで、イベントなどについては別のタイミングで探してみるつもりですので、分かりましたら皆様にもお伝えしますね♪
記事とはあまり関係ないのですが、滅茶苦茶可愛い子猫がいたのでついつい激写しちゃいました(笑)
3 ロンダのおすすめ公園【クエンカ・オ・デ・ラ・ミナ庭園(ミラドール・デ・クエンカ)】
こちらは、庭園と公園が混ざったような場所で、ヌエボ橋の東側(裏側)が見られる絶景ポイント(ミラドール・デ・クエンカ)がある場所でもあります。
ただ、こちらの庭園は他の公園と違い階段と広い踊場とで構成されている公園になりますので、庭園(お花の管理状態はそこまで求めてはいけないですが。。。)の中を散策するときは予め心の準備をしてから行くのが吉かと思います。
っと、少し脅すような事を書いていますが、そんなに急激な坂というわけでもないですし、何よりロンダの崖側の諸々の公園より人が少なく、景色もよく、そのまま庭園を下れば別の観光スポットもありますので、ロンダ散策の中継地点として考えておくと良いかもしれません。
また、軽食(とワインでも)をどこかで買ってきてヌエボ橋を眺めながら、椅子に座りながらゆっくり食べるというのも乙かもしれませんね。(お店に入れば「ヌエボ橋を見ながら食事」をできる場所は他にありますが、お店に入らず椅子に座りながら食べれそうな場所はここだけのような気がします。。(外で食べちゃダメ!とかは言われていなかったような気がするので、多分大丈夫…だと。(た、食べる時はそこだけ確認してね!!!)))
ちなみに、「ミラドール・デ・クエンカ」の名称ですが、ちょっと面白いので雑談。
”ミラドール”は、日本語で『見る』。”クエンカ”はスペインの別の街の名前です。
ヌエボ橋とその渓谷が見える絶景スポットの名前が「ミラドール・デ・クエンカ」です。
この名前を付けた人はきっと、このヌエボ橋があるこの渓谷を見て、クエンカを思い浮かべてそう名付けたのでしょう。
とすると、この”クエンカ”という街もきっとロンダと同じ風景の場所なのだろうと想いがよぎります。
もちろん、この”クエンカ”の街についても別に書くので待っててね~。
そして、↑の②でご紹介した「ミラドール・デ・ロンダ」も、ロンダを代表する風景「王道スポット:西の原野」を『見る』となり、なかなか洒落た名前がつけられているのだとスペイン語を読み解いていくと面白い発見がありましたとさ。
4 ロンダのおすすめ公園【プラザ・デ・マリア・アウクシリアドーラ】
『マリア・アウクシリアドーラ』とは、イエス・キリストの母マリアの古代の称号で、この公園はその称号を冠した公園です。
日本の旅行サイトや雑誌などでは何故か”小さな公園”としてしか表現されていないこの公園ですが、何故かこの公園の存在だけはよく出てきます。
それもそのはず。この公園は、”ヌエボ橋を下から見る”時に当然崖の下に行く必要があるわけですが、その崖の下へと続く入口がある場所でもあるからです。
なので、ヌエボ橋は直ぐに分かったけど、下への行き方がどうしても分からない!という人がいたら、ひとまず「Mirador de Maria Auxiliadora」とグーグルマップ様にお伺いしてみましょう。一瞬で出てくるはず。後はこの公園に辿り着いたら、崖側を前に公園の左側に向かうと下に続く道があるので、そのまま行けばベストショットポイントへ到着です!!
…
…えっ?
下に行く通路があるだけで『おすすめ』って言っているんじゃないの?とか思わせちゃいました?
ご安心下さい。当然そんな事はございません!!
むしろ、私の一番のお勧めはこの公園なのですから!
この公園そのものは、確かにこじんまりとした公園なのですが、丁度いい感じの樹木と座れるスペースがあり、そこに座りながら「王道スポット:西の原野」をゆっくりと眺める事ができるのです!
他でご紹介した公園は、”木陰に座れる”と”風景が見れる”場所が確かに別々に存在はするのですが、この公園は”木陰に座りながら崖の直ぐ近くで「王道スポット:西の原野」が見れる”数少ない場所であり、かつ、ヌエボ橋からも近い&カフェも近くにあるというとても利便性が高い場所にあるのです!
ちなみに猫が人馴れしているので、お昼を食べているテーブルの直ぐ横でこんな姿も見る事ができます♪
もちろん、日中のスペインの暑い日差しを避け、木陰に座りながらゆっくりと風景を眺めるのも、とてもお勧めなのですが、更にお勧めしたい事があるのです!!
それは、、、夕焼けを見てください。。
木陰でも、夕暮れの日差しを浴びながらでもいいのです。
一人でも、友人達とでも、恋人とでも、家族とでも、なんだっていいのです。
是非、見て欲しい光景がそこにあるのです。
西の原野が赤く染まる光景と、
崖とを隔てるフェンスの影が、公園を流れる光景と、
そこに集まる人たちの光景とが「王道スポット」と言われる絶景を作り出している所以である事をあなたも体験できるはずです。
ヌエボ橋も素敵ですし、他の公園から見た夕焼けもとても綺麗でした。
この公園でなくても構いません。
ロンダに足を運んだアナタに、是非心に残る風景を見つけてもらえればと心より思っています♪
長々と最後まで読んで頂きありがとうございました。