2019年6月1日に放送された「世界ふしぎ発見」では、太平洋に浮かぶハワイ島が探検先に選ばれました。
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火山の噴火口から新たに始まる生命のミステリーを解き明かします。最大のミステリーとなるキーワードは月夜に浮かぶ虹♪
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今回は、出演4回目となる、スポーツ万能なミステリーハンター依吹怜さんの視点でハワイ島のミステリーを探し当てていきます。
【ゲスト】
黒柳 徹子
野々村 真
岡田圭右(ますだおかだ)
モーリー・ロバートソン
副島淳
篠原かをり
もくじ
1 ハワイ島の人気急上昇スポット
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ハワイ島といえば、昨年の大噴火が記憶に新しいですよね。
島の東南に位置するキラウェア火山が大噴火を起こし、溶岩が流れだし、大変なことになりました。
そんな噴火がようやくおさまった今年、観光客も今しか見られない光景を一目見ようと沢山押し寄せているようです。
1.1 ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
そんな観光客の拠点として今人気が出ているのが、こちらの『ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ』というリゾートホテル。
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こちらのホテルの一番の特徴は、敷地内にモノレールが走っていること!敷地内にモノレールが走る位、広大な敷地も魅力的です。
他にもホテル内にイルカがいたり、自然とコラボレーションした美しい作りが意識されています。
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モノレールも楽しそうですが、個人的には、モノレールに隣接している水路を進むこの船に乗ってみたい!笑
宿泊料金は、一泊約2万円〜5万円程度です。
1.2 ポホイキ黒砂海岸
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島の東側に突然できた、地球上で今一番新しい海岸!
元々、船着き場だった所に、火山の噴火で東京ドーム800杯もの溶岩が流れでて、新しくできたビーチなんだそうです。
溶岩が海で冷やされた海岸のため、真っ黒の砂浜が特徴的です。
去年までの姿がこちら↓
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そしてこちらが現在の姿↓
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たった半年の間に、これだけの地形の変化が起きたというのですから、自然の力ってすごいですよねぇ〜!
変化が起きているのは、陸だけではありません。流れ出した沢山の溶岩は、海の中にも幻想的な地形を生み出していました。
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溶岩で出来た自然のアーチが広がり、滅多にみられない光景が広がっています。
30分ほど泳いだら、大きなウミガメにも遭遇!羨ましいです。
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ハワイ島周辺では、日中だけでなく、夜の海中にも見逃せないスポットが…。
ライトを仕込んだサーフボードにつかまりながら泳いでいると、そこに現れたのは巨大生物マンタ!!
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鼻先をかすめる位近くを通りすぎていくダイナミックな姿が見られます。
マンタは、光に寄ってきたプランクトンが大好きなんだそう。
溶岩に大量に含まれたミネラルがプランクトンを育み、そのプランクトンがマンタなどの他の海の生物の暮らしを支えているんですね。
2 キラウェア火山の火口
キラウェア火山から溶岩が噴出した、フィッシャーと呼ばれる亀裂をヘリコプター上空から見ると、その大きさにびっくり。(というか、怖くないのかな…)
その大きさを見ると、噴火の規模が伺い知れます…。
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噴火前は溶岩が溜まっていたという、ハレマウマウ火口とプウ・オオ火口。
噴火の名残なのか、今も硫黄の匂いに包まれています。
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特にこのハレマウマウ火口は噴火前と比べると、倍の大きさに広がっていてビックリ!消えた大地はどこに行ってしまったんでしょうか?
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実はハレマウマウ火口にたまっていた溶岩は、東に40キロも離れた場所に流れ出ていたのです。(自然の力ってすごいですよね~。)
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それがこちら。道路の先が溶岩に飲み込まれています。
今にも動き出しそうな溶岩の跡ですね。
3 溶岩によって作り出された自然の洞窟
今回のキラウェア火山の一番最大の噴火口であったフィッシャー8。
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その近くにあるカズムラ洞窟を今回は探検していました。
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この洞窟は、溶岩の通り道として出来た洞窟で、よくよく壁を見ると溶岩が周囲の土を焼いてレンガ色になっている箇所が見えるようです。
というか、ここで溶岩流れてきたら…なんて想像をしてしまう私にはとても入れそうにない…
4 パイオニア植物と呼ばれるハワイ固有の植物とは
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溶岩の通り道として出来たこの洞窟の天井から亀裂に沿って一筋の糸が…
実はこれ、植物の根っこなんです。
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噴火後に、一番最初に生えるパイオニア植物として知られるこの植物の名前は「オヒアレフア」。
溶岩の気泡の穴の中にその根を伸ばして成長をしていくその大きさは、数100年もかけて大樹へと、やがては深い森に成長していくそうです。
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一説には、溶岩の気泡の穴の中に根を張っているのではなく、酸を出して溶岩に穴をあけているとも…(それはそれで怖い…)
ちなみに年輪がないため、確かな樹齢は分からないそうですが、オヒアレフアの花を摘むと、悲しみの涙として雨が降るという伝説も残っている位、昔からあった神秘的な植物なんだそうです。
5 ハワイの夜空に浮かぶ月夜の虹『ムーンボウ』
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元々、虹の島と呼ばれているハワイ諸島。
そんなハワイ諸島でもめったに出会えない虹があるんだそうです。
その名は『ムーンボウ』。
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それは、月の光によって浮かび上がる虹。
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通称、月夜の虹『ムーンボウ』と呼ばれるこの現象は、満月が発生する日とその前後の数日間だけ見れる可能性があるのです。
しかも月が出てから更に数時間だけという難しい条件が観測できる条件のようです。
以上、おしるこでした!