ベトナム

ベトナムでタバコは携帯できる?喫煙場所や購入できるかを徹底調査!【2020年版】 

年々、喫煙者にとっては厳しくなってきたタバコのルール。

タバコのルールが厳しくなってきたのは日本だけではなく、世界各国でも同じようです。

喫煙者の方にとっては大変な世の中になってきましたよね。

タバコだけでなく電子タバコも、国によっては持ち込むだけで法律違反になってしまうこともあります。

喫煙者の肩は、事前にその国のタバコ事情を調べておいた方が良さそうですね!

今日は、日本人に人気の観光地となっている国のひとつ・ベトナムのタバコ事情についてお伝えします!

1 ベトナム タバコ喫煙規則

1.1 ベトナムの喫煙規制

現地の美味しいお料理や数々の観光名所で世界中から多くの観光客が訪れる国・ベトナム。

そんなベトナムも、「喫煙者に厳しくなる」世相に倣い、2010年に喫煙規制が本格化されました。

ベトナム・公共の場における喫煙規制

ベトナム・公共の場における喫煙規制を簡単にまとめると

・タバコは健康に良くないので、出来るだけやめましょう。
・禁煙区域を設置します。
・タバコの輸入は禁止です。

といった感じです。

1.2 ベトナムは喫煙者にとっては天国?

ベトナム在住者の方なら肌で感じられるかと思いますが、
上記の規制はあって実は無いようなもので、ほとんど守られていません

カンボジアなど他の東南アジアでも“あるある”ですが、いくら厳しい規則があってもそれに実態が追いついていないというのが現実です。

道端でおじさんやお兄さんがタバコをプカプカと吸ってポイっと捨てている光景は、ベトナムの人が朝にバインミーを食べるくらいの日常の光景。

空港やデパートなどの中ではもちろん監視の目もあるのでタバコを吸う人はいませんが、外ではどこでもタバコを吸える国なのです。

ちなみに、ベトナムの喫煙率は世界で23位。

ベトナム人男性の喫煙率は45.3%(2018年WHO(世界保健機関)が発表値)だそうです。

喫煙規制が始まったのは2010年ですが、数年経っても喫煙率には殆ど変化がなく、この喫煙規制があまり効果が無いというのが明らかですね。

ベトナムのタバコが一箱100円前後と安いのもその理由です。

ベトナムでは収入が低い層ほど喫煙率が高いとも言われています。お金のかからない嗜好品ということですね。

ベトナムで暮らしている人の話によると、日本でせっかく禁煙したのに、ベトナムに住み始めたらまたタバコを始めてしまった!という日本人も多いそうです。

【出典: ベトナムのライフスタイル

↑東南アジアで売られているタバコは、こんな感じで怖めのパッケージのものが多いです。「タバコは身体に悪いですよ」というのを、こうしてパッケージで警告しているんですね。

2 ベトナムに電子タバコの規制はあるの?

タイやマレーシアなど東南アジアの一部の国では、電子タバコに関して厳しい規則があります。
電子タバコを国内に持ち込んだり、所持しているだけでも、10年未満の懲役刑や150万円以上の罰金などの厳しい規則です。

では、ベトナムはどうでしょうか?

ベトナムは、緩めの持ち込み制限があるだけです。

ベトナムに就航している各航空会社の規則は以下の通り↓

●ベトナム航空
電子タバコや個人用過熱式タバコは持ち込み手荷物として持ち込める。もちろん、機内での使用やバッテリー充電は禁止。
電子タバコに含まれるリチウム電池は、リチウム電池に関するルールが適応される。

●日本航空
機内持ち込みは可能、預け荷物に入れるのは不可。もちろん機内では使用禁止。

●全日空
機内持ち込みは可能、預け荷物に入れるのは不可。機内はもちろん、ラウンジの禁煙エリアでの使用は禁止。電子タバコ、予備バッテリーを機内で充電するのも禁止。

以上の通り、ベトナムへの電子タバコの持ち込みは可能です。

ですが、東南アジア周遊の旅をする方は要注意!

前途したように、電子タバコに対して厳しい法律がある国(タイ、マレーシア)もあるので、うっかり持ち込んでしまわないように気をつけましょう!

いくら観光客であっても許してもらうことはできません。

3 ベトナムでの喫煙できる場所とできない場所

3.1 ベトナムで喫煙できる場所

改めて、ベトナムでは外であればだいたいどこでも喫煙可能(法律上はダメですが!)です!

ただ、喫煙者の方にとって重要なのは、長時間飛行機に乗る前後に速やかに喫煙できる場所を見つけることですよね。

ベトナムの玄関口となるハノイ空港ホーチミン空港の喫煙所についてご紹介します。

●ハノイ(ノイバイ)空港喫煙所

〈ハノイに着いた後〉

・国際線(第2ターミナル)
ターミナルの外に2箇所喫煙所があります。

【出典:世界の空港の喫煙室

〈ハノイを発つ前〉

3階の出発フロアのビル外に2箇所喫煙所があります。

【出典:世界の空港の喫煙室

チェックインをして入国審査・セキュリティチェックを終えた後、入れる喫煙所は2ヶ所あります。

27番ゲート32番ゲートの前です。

【出典:世界の空港の喫煙室

 

●ホーチミン(タンソニャット)空港喫煙所

〈ホーチミンに着いた後〉

・国際線(第2ターミナル)
ターミナルの外に2箇所喫煙所があります。

【出典:世界の空港の喫煙所

〈ホーチミンを発つ前〉

3階の出発フロアのビル外に2箇所喫煙所があります。

【出典:世界の空港の喫煙所

チェックインをして入国審査・セキュリティチェックを終えた後、入れる喫煙所は2ヶ所あります。

16番ゲート19番ゲートの前です。

【出典:世界の空港の喫煙所

日本のタバコはフィルター部分に石灰石が入っていて煙を浄化しているそうですが、ベトナムのタバコには入っておらず、強く感じるそうです。

身体のために吸い過ぎにはご注意くださいね!

3.2 ベトナムで喫煙できない場所

2010年に本格化されたベトナムのタバコ規制による喫煙禁止区域はこちらになります。

■学校
■幼稚園
■保健関連施設
■図書館
■映画館
■劇場
■コミュニティー文化施設
■屋内のオフィス
■爆発や火災の危険が高い場所
■公共交通機関

基本的に回りが吸っているからと言って、上記の場所では一応自粛しましょう。
また、ご自身が宿泊されるホテルが禁煙なのか喫煙OKなのかも確認しておきましょう。

3.3 禁煙規制違反者への罰則は?

禁煙規制違反した場合の罰則はこちら↓

●罰則

喫煙規制に違反した者には、
50,000ドン(約260円ほど)から100,000ドン(約520円ほど)の罰金が課せられる。

罰金…安いですね^^;

ゆるい規制ですが、禁止されている場所ではとりあえず吸わないようにしておくと良いでしょう。

屋外ならどこでも吸えるので、ちょっとの我慢でスムーズなベトナム滞在が楽しめるはずです!

3.4 ベトナムでの喫煙可能な年齢は?

日本では喫煙可能なのは20歳からですが、ベトナムでは18歳からタバコの購入・喫煙が認められているそうです。

実際には、18歳に満たないような子がタバコを吸っている姿も目にしますが、旅行先ではその国のルールをちゃんと守ることをオススメします。

※余談ですが、ベトナムにはアルコールの年齢制限の規則が無いそうです…
なんだかビックリしてしまいますね^^;

4 ベトナムでタバコを購入できる場所と値段

4.1 ベトナムでタバコを購入できる場所

ベトナムではそこらじゅうでタバコを購入することが可能です。

露店やコンビニ、スーパーなど至るところで販売しています。

4.2 ベトナムでのタバコのお値段は?

ベトナム生まれのタバコは、大体50円程度もあれば購入可能です。

また、スーパーやコンビニでは日本でもお馴染みの外国銘柄タバコも取り扱っており、日本では法律で値段が均一となっていますが、ベトナムではお店によって値段差があります。

だいたい1箱100円程度となっているようです。

5 ベトナム特有のタバコ

5.1 ベトナムの少し変わったタバコ

ベトナムのタバコは、ベトナムの各地域がロゴとして使用されているものがあります。

・ハノイの「タンロン」↓

【出典:https://www.hanoireview.com/2016/10/thang-long.html

他にも、

・ハノイ北部の山岳地帯「サパ」

・ホーチミンの旧称「サイゴン」

など。どれも50円前後で、お土産に購入する方もいるそうです!

ベトナム産タバコの一番人気は「555」

【出典:ベトナムお土産図鑑

値段は90円程と少しだけ高めですが、ベトナム産でちょっと贅沢をしたい、リッチな気分で吸いたい方が好きなタバコなのだとか。

せっかくベトナムに来たし、安いし、現地のタバコに挑戦してみるのも面白そうですね!

5.2 ベトナムの水タバコ(トゥックラオ)

【出典:http://yusanproject.com/strongest-tabaco-in-the-world

もう一つ、ベトナムにある変わり種のタバコに“水タバコ(トゥックラオ)があります。

水タバコ(トゥックラオ)はベトナム北部で大衆的に広まっている文化の一つで、カフェでコーヒーを注文すると無料で楽しむことが出来るそうです。

トゥックラオというのは煙草に使われる葉の種類の一つで、とっても強いニコチンを含有しています。

【出典:https://ameblo.jp/sofia531/entry-12292607232.html

トゥックラオを含む水タバコを吸うと、全身にニコチンが行き渡ってクラクラしてしまうくらいなのだとか。

ホーチミンなどの都市部でもベトナム北部から来た方は多く存在するため、トゥックラオの水タバコセットを販売しているお店もチラホラあるそうです。

ホーチミンの市場で「トゥックラオはどこで売っていますか?」と尋ねると教えてくれます。

お値段は水タバコ本体+トゥックラオの煙草葉のセットで100,000ドン(およそ500円)程度。

このトゥックラオ、世界最強のタバコとも言われており、ヘビースモーカーの人でさえもニコチンが身体にまわり過ぎてダウンしてしまったり、痙攣してしまったりもするそうなので、挑戦する際はくれぐれもお気をつけください!

6 ベトナムへのタバコの持ち込み

6.1 ベトナムの関税

【出典:TripFever


ベトナムへのタバコの持ち込み制限は以下の通りです。

・一人当たり紙巻タバコ200本
・刻みタバコ250グラム
・シガー20本

ベトナム入国後も簡単にタバコは入手できますし、喫煙者にはありがたいですね!

6.2 日本の関税

日本へベトナムのタバコを持ち込む場合、1カートンは免税範囲になります。

それ以上になると税金が課せられます。

機内へ1カートンを持ち込んで、残りは預け荷物に忍ばせる・・・なんていう裏技を取る人もいるようですが、もちろんそれは違法!見つかれば罰金になってしまいます。

申告漏れなく、正しい方法で、正しい分量だけを持ち込みましょう!

7 ベトナム タバコについての注意点

ベトナムは喫煙者にとってありがたいお国柄ですが、以下の点には注意しましょう。

7.1 ベトナムの女性は喫煙しない

ベトナム人男性の喫煙率は高めですが、ベトナム人女性は喫煙しない人が殆どです。

これも発展途中にある“東南アジアあるある”ですが、男はOKでも女はNO!というような事項はいくつもあります。

タバコもそのうちの一つです。

ベトナム在住の日本人女性がベトナム人の前で喫煙したら、白い目で見られた・・・という話も聞きました。

もちろん、日本人にとっては「男女平等」ですし、ベトナムでも「女が喫煙したら罰金」という法律はありませんが、そこは文化の違いというしかありませんね。

ベトナム人にどう思われても良い!という女性は堂々と吸えば良いと思いますが、ベトナム人と良い友好関係を築きたい場合は、空気を読むことをオススメします。

7.2 外資系のレストランやカフェには注意

外はどこでもタバコが吸える国・ベトナムですが、ホーチミンやハノイに急増している外資系のレストランやカフェでは全席禁煙という店も増えてきています。

オシャレなレストランやカフェに入る時は、喫煙事情を必ずチェックしてみてください!

7.3 ベトナムからのタバコ密輸が急増中

年末年始の特番などでご覧になった方もいるかと思いますが、ベトナムのタバコが安いことから、ベトナムのタバコを日本へ密輸するといった事件が日本各地の空港で急増中です。

多くの日本人、そしてベトナム人がベトナムのタバコを密輸し、日本の空港の税関でバレて税金の支払いを命じられたり、破棄を要求されたりする光景が放映されていました。

いくらタバコが好きでも、いくら金儲けをしたくても、違法は違法。

たかが嗜好品の一つであるタバコで、ベトナムの印象が悪くなったり、多額の罰金を払ったり、何より人生に汚点が付くなんて、もったいないですよね!

しっかり決められた規則を守って、タバコを楽しんでくださいね。

8 まとめ

日本ではどんどん広がる禁煙ブーム。

日本人の喫煙者の皆さんにとっては、ベトナムは喫煙天国かもしれません!

おまとめ

√ ベトナムは2010年にタバコ規制が本格化されたものの、そこまで規制は守られていない。
√ 電子タバコの持ち込みも可。
√ ベトナムのタバコの値段は50円〜100円ほどととっても安い。
√ ベトナムのタバコを日本に免税で持ち込めるのは1カートンまで。

喫煙者にはありがたい緩めの規則、しっかり守って喫煙しましょう!

くれぐれも吸い過ぎにご注意を・・・!