みなさんは、シンガポールというと何を思い浮かべますか?
綺麗な街並みや豪華なホテル、マーライオンなどでしょうか!
その他にも、シンガポールには美味しいお料理やチャイナタウンなど、様々な観光スポットがあります。
さらにそれだけではなく、最近は若い女性を中心に人気のあるアーユルヴェーダを体験できるスポットや、アーユルヴェーダに関わるお土産類も充実しているんです!
今回は、そんなシンガポールのアーユルヴェーダ事情について詳しくご紹介します!
※値段については$1(シンガポールドル)=78円程です。
【出典:キナリノ】
もくじ
1 アーユルヴェーダとは?
アーユルヴェーダとは、「生命の科学」や「生命の知識」と呼ばれるインドやスリランカの伝統医学です。
病気を予防するための予防医学や、体調を整えるための治病医学としてだけではなく、高度な生命哲学としても注目されています。
ヨガなどをされている方は、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
伝統医学というだけあって、アーユルヴェーダは「薬学」をはじめとした掘り下げるとかなり深くて難しい世界なのですが、今では気軽に体験できる場所も多くあります。
例えば、アーユルヴェーダの“予防学”に当たる沐浴やオイルマッサージなどです。
シンガポールでは石鹸やスパなどを利用して、気軽にアーユルヴェーダに触れることができるのです!
2 シンガポールで買えるアーユルヴェーダ石鹸のブランド
世界三代医学の1つでもあるアーユルヴェーダ。
病気の予防や治療だけでなく、より良い生命を目指すものでもあります。
5000年以上もの歴史があり、古くから様々な薬草が使われています。
それに基づいて作られているのがアーユルヴェーダ石鹸です。
シンガポールには様々なアーユルヴェーダ石鹸のブランドがあります!
2.1 Medimix Classic
【出典:indiamart.com】
Medimix Classicは、アーユルヴェーダの本場であるインドでもメジャーなブランドで、ドクターソープとも言われています。
・成分・・・18種類のハーブ
・効能・・・肌がツルツルになる、
ニキビ、汗疹、水虫など皮膚疾患の改善、消臭効果
・値段・・・$1/1個、$2.4/3個セット
2.2 HERBAL MIX
【出典:Herbal Dream】
こちらもファンが多いアーユルヴェーダ石鹸です。パッケージからも様々な身体に良いものが詰まっていることがわかりますよね!
香りはそれほど強くなく、石鹸の使用後も薬草の香りはさほど残りません。
●グリーン
・成分・・・24種類のハーブ
・効能・・・体臭除去、お肌が柔らかくスベスベになる
・値段・・・$1.8/1個
●オレンジ
・成分・・・ターメリック
・効能・・・お肌の自然な美しさをキープ、高い洗浄効果でリフレッシュ
・値段・・・$1.8/1個
2.3 KAYAKALP
【出典:indiamart】
KAYAとは、マレー語でココナッツのことです。
この石鹸は箱の中に説明書まで入っており、本格的にハーブやアーユルヴェーダに興味にある方、健康志向の方にもオススメです。
清涼感、冷却効果もあるので暑い時期に使用するとスッキリします。
・成分・・・23種類のハーブ、ココナッツオイル
・効能・・・お肌の活性化、シミ、ニキビ、汗疹の予防、保湿効果、消臭効果、冷却効果
・値段・・・$0.65/1個
2.4 CHANDRIKA AYURVEDIC SOAP
【出典:Tony USA shop】
こちらはその安価な値段ながらも高品質ということで、世界中に愛用者がいると言われているアーユルヴェーダ石鹸です。
レトロなデザインのパッケージが可愛いですね!
・成分・・・ハーブエキス、ココナッツオイル
・効能・・・毛穴を綺麗にする、お肌の輝きをキープ、ニキビ予防
・値段・・・$0.5/1個
便利な時代になったもので、どのアーユルヴェーダ石鹸もネット通販などを利用すれば日本からでも購入することができます。
しかし、ネット通販だと上記でご紹介したお値段よりかなり高くなってしまいます。
シンガポールで購入すれば、だいたい$1前後ととってもお手頃価格です!
3 シンガポール・アーユルヴェーダ石鹸が買える場所/街中編
次に、シンガポールの街中観光中にアーユルヴェーダ石鹸が買える場所をご紹介します!
3.1 ムスタファセンター
【出典:singainfo.com】
ムスタファセンターは、リトルインディアにあるインド系ディスカウントデパートです。
食料品から家電まで販売されている大型ショッピングモールのような感じです。
シンガポールは多民族国家ということで、各民族が利用するお店を中心にコミュニティが発達します。
リトルインディアの代表格となるのがムスタファセンターなんですね。
●ムスタファセンター
・最寄駅:MRT線 Farrer Park(ファーラーパーク)駅
・住所:145 Syed Alwi Road
・営業時間:24時間
・定休日:なし
Entry4またはEntry5から入ると、アーユルヴェーダ石鹸が豊富に揃うエリアに出ることができます。
24時間オープンなのも有難いですね!
3.2 リトルインディア駅前アーケード
●リトルインディア
・最寄駅:MRT線 Little India(リトル インディア)駅
・住所:48 Serangoon Road #02-07
・営業時間:11:00am〜9:00pm/月曜日〜金曜日
10:00am〜9:00pm/土曜日
10:00am〜6:00pm/日曜日
(※お店によって異なります。)
・定休日:不定休
リトルインディアは、週末はたくさんのバングラデシュ人やインド人が集まり大変混雑するそうです。
可能であれば平日に行くことをオススメします!
4 シンガポール・アーユルヴェーダ石鹸が買える場所/空港編
アーユルヴェーダ石鹸を買いたかったけれど、時間がなかった・・・なんていう方も大丈夫!
シンガポールの玄関口、チャンギ空港でも買うことができます。
チャンギ空港でアーユルヴェーダ石鹸が買えるのは、2019年にオープンしたばかりの大型商業施設・ジュエルです。
ジュエルはチャンギ空港のターミナル1に隣接しており、パブリックエリア内にあることから空港を利用しない人も入ることができます。
【出典:THE RYUGAKU】
なんと総工費約1400億円をかけ、5年の歳月をかけて造られた施設なのだそうです!
●ジュエル
・チャンギ国際空港・各ターミナルからのアクセス
ターミナル1 : 1階の到着ロビーから入場
ターミナル2・3 : 2階の出発ロビーから歩道橋を渡り徒歩5分〜10分
ターミナル4 : シャトルバスでターミナル2まで行き、歩道橋で渡る
・営業時間 : 24時間
・定休日 : なし
ジュエルはとっても広い商業施設です。
時間に余裕を持って行くことをオススメします。
※乗り継ぎでジュエルを利用する場合は最低5時間は必要とされています。
地下2階にあるFair Priceというスーパーマーケットで石鹸をはじめとしたお土産を購入することができます。
5 シンガポール・アーユルヴェーダ石鹸の注意事項
アーユルヴェーダ石鹸は、医学的な面から作られていることもあり、使用後に肌の状況が悪化したという口コミなどは殆どありません。
ただし、以下の点だけ念頭に置いておきましょう。
●アーユルヴェーダ石鹸・注意事項
・普通の石鹸に比べると泡立ちにくいため、ゴシゴシこすると肌を痛めることがある
・使用後にさっぱり感があるものが多いため、乾燥肌の方は肌がつっぱる感じがする。保湿感が少なめ。
・ハーブの香りが強いものがあるので、好き嫌いがある。
効能と合わせて香りで選んでみたり、乾燥肌の方は手持ちのスキンケア用品と併用して使用すると良いですね!
6 シンガポールのスパでインド本場のアーユルヴェーダが体験できる!
シンガポールには、アーユルヴェーダ石鹸だけではなく、本格的なインドのアーユルヴェーダが体験できるスパもあります!
6.1 AYUSH AYURVEDIC PTE.LTD.
【出典:ayush】
こちらはシンガポールにいながら本場南インドのアーユルヴェーダの背術が受けられるスパになります。
アーユルヴェーダに興味があっても、いきなりインド訪問は勇気が要るなぁ・・・という方にもオススメです。
●AYUSH AYURVEDIC PTE.LTD.
・住所:146 Race Course Road
・営業時間:9:00am〜9:00pm
・定休日:不定休
・予約方法:電話かEメール
アーユルヴェーダの知識が無い場合、お医者様の問診を受けてメニューを決めたいと伝えれば大丈夫です。
※ホームページはこちら→AYUSH AYURVEDIC PTE.LTD.ホームページ
・代表的なメニューの金額:
Kativasthi(背中にハーブペーストの境界を作り温かいアーユルヴェーダオイルを投与する)→$64.20/1時間
Takradhara(額にハーブ処理された牛乳または薬用バターミルクを投与する)→$64.20/1時間
Thalapothichil(頭にハーブオイルを塗りマッサージ。バルティと呼ばれる布を頭に巻きつけ、頭全体にハーブペーストを塗布する)→$64.20/1時間
・当日の流れ
受付にて名前と予約時間を伝える
↓
問診・脈診などを受ける(自身の抱えている健康上の悩みを伝えましょう)
↓
医師による診断後に施術
※ご自身でアーユルヴェーダの知識がありメニューが決まっている場合は医師の問診・診断等は省かれます。
こちらのスパはシャワーがありません。
施術後は軽く吹いてもらえるものの、特にオイルを使用する施術後は身体がベタつきますので、ホテルなどに戻ってシャワーを浴びることをオススメします。
また、セラピストさんによっては、こちらが着替えているところをその場で優しく見守ってくださる方もいます(笑)
決して悪気はなく、そういうことを気にしないお国柄というだけですので、気になる方は部屋から出てくれるようにお願いしてみましょう!
6.2 Amrita Ayurveda and Yoga
こちらはリトルインディア内にあるアーユルヴェーダが受けられるスパです。
セラピストの腕に定評があり、アーユルヴェーダ好きの方にも「シンガポール滞在中は毎日通いたい!」と言わしめるほど!
このスパでは強い薬草の香りがするオイルを使用しています。
●Amrita Ayurveda and Yoga
・住所:11 Upper Dickson Road
・営業時間:24時間
・定休日:不定休
・予約方法:電話かEメール、ホームページの予約フォームから
アーユルヴェーダの知識が無い場合、お医者様の問診を受けてメニューを決めたいと伝えれば大丈夫です。
※ホームページはこちら→Amrita Ayurveda and Yogaホームページ
・代表的なメニューの金額:
シロダーラ(第三の眼にあたる額に温かいアーユルヴェーダオイルを投与する)→$90/45分
クシーラダラ(全身に温かい薬用ミルクを投与する)→$70/1時間
ナスヤム(鼻孔にハーブオイルを投与する)→$45/30分
・当日の流れ
受付にて名前と予約時間を伝える
↓
問診・脈診などを受ける(自身の抱えている健康上の悩みを伝えましょう)
↓
医師による診断後に施術
※ご自身でアーユルヴェーダの知識がありメニューが決まっている場合は医師の問診・診断等は省かれます。
このスパはとってもラグジュアリーで清潔な雰囲気。
トリップアドバイザーの口コミを覗いても、ここで施術を受けた方は皆さんとっても満足されているようです!
7 シンガポール・アーユルヴェーダスパでの注意点
・どの伝統医療にも共通することですが、施術の効果には個人差があることを理解しておきましょう。
・アーユルヴェーダの施術はオイルを使用することが多いです。敏感肌の方、アレルギー体質の方は注意しましょう。
・アーユルヴェーダ施術はデトックス効果があり、施術後には疲労感を感じる方もいるようです。施術後はのんびりスケジュールでいきましょう!
・アーユルヴェーダはいくつもの施術を詰め込んでやらない方が良いとも言われています。たくさんの施術をお願いしても、セラピストさんの判断で断られてしまうこともあるようです。
・シンガポールにはチップの文化がありません。支払いの際も気にしなくて大丈夫です!日本と同じ感覚で大丈夫なので安心ですね。
8 まとめ
日本でも若い女性や健康志向の方を中心に注目されている伝統医療・アーユルヴェーダ。
シンガポールは清潔で比較的治安も良い国。インドやスリランカよりも行きやすいですよね。
シンガポールで観光がてらアーユルヴェーダの施術を受けてもよし、アーユルヴェーダ本場の国々に行く前のステップとして行くもよし!
そして手軽にアーユルヴェーダ石鹸を使ってお家でリラックスタイムを作るのも良いですね!
ぜひ、シンガポールでアーユルヴェーダを楽しんでみてください🎵