ベトナム

ベトナム・ホイアンで見つけたバインミーのオススメ店!

皆さん、美味しいもの好きですよね!

という事で、今回はベトナム料理の「バインミー」についてご紹介していきます!

勿論、『そもそも「バインミー」って何?』という事からオススメのお店まできっちりご紹介していきますので、気になるところからどんどん見ていってください♪

1 バインミーとは?

1.1 ベトナムの国民食・バインミー

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最近では日本でも大人気のバインミーですが、バインミーがどんなものなのか?を改めてご紹介致します。

バインミーとは、ベトナムのサンドイッチです。

もともと「バインミー」の本来の意味が“パン”に当たります。

サンドイッチといっても日本のサンドイッチとは違いフランスパンが使われているのが特徴で、ベトナムの人々にとってのソウルフードです。

持ち運びもしやすい手軽な食事なので、街の至る所で食べることができ、朝ごはんやランチに利用する人が多いです。

フランスパンが使用されているのはベトナムがフランスの植民地だった時の名残で、同じようなベトナムの植民地だったカンボジアやラオスにも、呼び名は違いますがバインミーがあります。

1.2 バインミーの特徴

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ベトナムのバインミーの特徴は、パンに米粉が含まれており、空気をよく含んでいてとても軽い食感であることです。

作り置きをすることはなく、注文を聞いてからパンを炭火で炙り、切り込みを入れてバター(またはマーガリン)を塗り、以下のような様々な種類の具をお客さんの好みに合わせて、中身をアレンジしながら作ってくれます。


1.3 バインミーの基本情報(主な具材/味付け/種類/大きさ)

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バインミーの基本的な材料等は下記の通りで、お店によって工夫を凝らし、個性を出しています。

1.3.1 バインミーの主な具

□パテ(レバーペーストや鴨、魚のペーストなど)
□野菜(紅白なます、ラディッシュ、キュウリ、玉ねぎなど)
□ハーブ(パクチーなどの香草)類
□お肉(鶏肉、豚の耳、ベーコン、サラミ、中華ハム、肉でんぷ、あひる、豚の丸焼きなど)
□魚のすり身(さつま揚げに似たもの)
□イワシ
□目玉焼き
など。

1.3.2 バインミーの主な味付け

□唐辛子
□ナンプラー
□チリソース
□ケチャップ
□マヨネーズ
など。
※辛いものが苦手な場合は、唐辛子を入れないでほしいとお願いすれば大丈夫です。

1.3.3 バインミーの主な種類

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□バインミー・ティット
ティットとはお肉のことで、野菜とお肉を挟んだ一般的なバインミーです。
ベトナムの街にあるバインミー屋さんでは、このバインミー・ティットしか売っていないお店もよくあります。

□バインミー・ガー
ガーとは鶏肉のことです。鶏肉をほぐした具がたっぷり入っています。

□バインミー・オプラ
目玉焼きが入っているバインミーです。レバーペーストとなますがマッチして、ベトナムらしい味になっています。

□バインミー・カーホプ
こちらは魚のバインミーです。トマト味のイワシが挟まれていて、フランスパンとの相性がベストマッチです。

□バインミー・シウマイ
その名の通り、シウマイ(肉団子)の入ったバインミーです。
お店によってシウマイの味付けが違うのが面白いところですが、トマト味が多いといわれています。
バインミーの専門店に行くと食べられるバインミーです。

 

1.3.4 バインミーの主な大きさ

フランスパンの大きさは基本的には20センチほどあり、基本的には一本単位の注文になりますが、空気を多く含むパンなので、女性一人でもサクサクと食べきれることが出来ます。

しかし、それでも大き過ぎると感じる場合には半分に切ってくれるので、お友達と半分こしても良いですね。


2 ベトナム・ホイアンでのバインミー注文方法

2.1 屋台でのバインミー注文方法

ホイアンをはじめベトナムの屋台でバインミーを注文する場合、バインミー自体はお手頃価格ですが、英語が伝わらないのと、値段が明記されていないというのが難点です。

また、どういうメニューがあるかもわかりづらいです。

屋台でバインミーを注文する場合は、なんとかジェスチャーで乗り切りましょう。

屋台のガラスケースの具材や調味料が並んでおり見えやすくなっていますので、それを指さして食べたいものを伝えましょう。

屋台のオーナーさんが優しい場合は、指をさしながらどの具がいいか?を確認してくれます。

屋台のバインミーの一般的な値段は15000ドン(75円程)なので、20000ドンを渡せばお釣りが返ってくるはずです。

屋台のバインミー屋さんには、ローカルの人がバイクで乗り付けて次々とバインミーを買っていきます。

特に朝ごはんや昼ごはん時には混雑するので、順番を抜かされないように頑張りましょう!

2.2 バインミー専門店でのバインミー注文方法

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ベトナム・ホイアンの街中では、屋台だけではなく、バインミー専門店も存在します。

バインミー専門店は屋台に比べると割高ですが、小綺麗なお店が多く、衛生的に心配な場合はバインミー専門店を利用しましょう。

また、バインミー専門店ではメニューに英語表記がある場所も多く、値段も明記されているのでベトナム旅初心者でも安心です。

専門店の名の通り、たくさんの種類のバインミーが置いてあります。

チーズなどが入った外国人でも食べやすいバインミーや、エビがたっぷり入っているもの、ベジタリアンでも食べられる野菜バインミーもあります。

メニューに写真が載っているお店も多いので、英語に自信がなくても食べたいメニューを指さして、欲しい本数を伝えれば大丈夫です。

バインミー専門店では、30000ドン(150円)程でバインミーを購入できます。

2.3 カフェでのバインミー注文

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ベトナム・ホイアンのカフェでもバインミーを食べられるところは多いです。

カフェも屋台に比べると英語が通じやすく値段も明記されているので、食べたい具材や味付けをスタッフさんに伝えましょう。

値段は一つ19000ドン(100円程)と、屋台とバインミー専門店の中間位です。

バインミーの種類も屋台とバインミー専門店の中間位です。

地元の人が出勤前にカフェでバインミーとベトナムコーヒーを楽しむ姿を見ることが出来ます。

注文の仕方はバインミー専門店と同じく、列に並び、好みの具材と調味料を伝えれば大丈夫です。

3 ホイアンのバインミーは世界一美味しい?(おすすめのお店編)

3.1 バインミーフォン

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ベトナムのホイアンには、ニューヨークの有名シェフ・アンソニーさんが「世界一」と絶賛したバインミー屋さんがあります。

それがバインミーフォン(Banh mi Phuong)です。

バインミーはベトナムの人々のソウルフードですが、その本場といわれているのがベトナムの中部都市であるホイアンやダナンです。

そしてそのホイアンにある有名かつ大人気なお店が、バインミーフォンです。
バインミーフォンはホイアン旧市街の外れにあり、いつも行列が出来ているのですぐに見つけられるはずです。

バインミーフォンは、地元の人にも外国人にも大人気で、たくさんのメニューがあります。
行列に並んでいる間にゆっくり何を頼むかを決めることが出来ますが、一番人気のメニューは「バインミータップカム(全部入り)」です。

バインミーフォン特製の自家製ダレで味付けされた焼肉やハム、オムレツ、野菜、香草がサンドされた豪快な一品です。

ベトナム旅の忘れられない味になること間違いなし、アジアの風味が詰め込まれています。
値段は一本25000ドン(130円程)と一般的な屋台に比べると少し高めですが、その価値ありのバインミーです。

バインミータップカム(全部入り)は、一本のカロリーがおよそ500キロカロリー程。この一本で野菜、卵、お肉とバランス良く栄養が摂れます。

<バインミーフォンの基本情報>
公式HP:Banh Mi Phuong
営業時間:6:30am~9:30pm(月曜日~日曜日)
休業日:不定期

5:00pm~8:00pmは大変混雑し、並んでいても横入りされてしまう程なのでこの時間は避けましょう!

7:00am前は空いているので、朝ごはんを買うのにおすすめの時間です。

3.2 バインミークィーン

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ホイアンのもう一つのバインミーの名店、それがバインミークィーンです。
バインミークィーンはホイアン旧市街から歩いて5分ほどの場所にあり、休日やお昼時には行列が出来ます。

客層に欧米人が多いのも特徴です。

バインミークィーンにもメニューがいくつかありますが、一番人気はやはり「バインミー・タップカム(全部入り)となっています。

野菜が少なめで煮詰めた豚肉のそぼろが入っているのが特徴です。
味が濃いめで、ビールとよく合うといわれています。

このお店のバインミータップカムのお値段は20000ドン(100円程)とお手頃価格です。
カロリーは野菜が少なめでお肉が多い分、600キロカロリーとバインミーフォンのものに比べるとやや高めです。

<バインミークィーンの基本情報>
Banh Mi Queen
営業時間:7:00am~7:00pm(月曜日~日曜日)
休業日:不定期

お昼時が混雑しています。閉店時刻前は、具材が少なくなってしまっていることもあるので要注意です。


3.3 ミセス ホア バインミー

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このお店はホイアン旧市街のはずれにある、屋台のバインミー屋さんです。
夕方からのオープンとなり、帰宅ラッシュでとても渋滞する交差点にお店があります。

屋台の割には綺麗に整えられていて、お母さんが一人でせっせとバインミーを作ってくれます。

おすすめは野菜ぎっしりのチーズバインミーです。
ベジタリアンにはもちろんのこと、ベトナム旅行中に食べ過ぎてしまってリセットしたい方、野菜不足と感じる方、ダイエット中の方にもぴったりなバインミーです。

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チーズ入りの野菜バインミーのお値段は30000ドン(150円程)と観光客向けの少し高いお値段ではありますが、カロリーは300キロカロリー前後ととってもヘルシー、身体に嬉しいバインミーです。

<ミセス ホア バインミーの基本情報>
Mrs Hoa Banh Mi
営業時間:5:00pm~(月曜日~日曜日)
休業日:不定期

夕方5時くらいからゆるりとオープンし、閉店時間もその日によって変わります。

渋滞で混む場所にお店があるため、ベトナムの日常を肌で体感してみたい方におすすめのお店です。

3.4 ピー バインミー

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こちらのお店はアボガドのバインミーが有名なお店です。

ホイアン旧市街の中心地からはやや離れて、北へ歩いた場所にあります。

このお店はなんと日本語メニューが置いてあり、店内も小綺麗で、日本人の方におすすめのバインミー屋さんです。

お店のオーナーさんであるお父さんが作るバインミーは、様々な種類のソースが具に絡み合い、奥深い味わいになっています。

名物のアボガド入りバインミーは35000ドン(193円程)でやや割高ですが、チーズや卵などもトッピング出来るので日本人でも挑戦しやすいお味にアレンジできます。

言わずもがな、栄養価の高いアボガトが入ったミックスバインミーは500~600キロカロリー前後です。

ランチに食べて、午後のホイアン探検のエネルギーにしましょう。

<ピー バインミーの基本情報>
Phi Banh Mi
営業時間:8:00am~8:00pm(月曜日~日曜日)
休業日:不定期

ランチの時間帯は観光客で混むことがあります。イートインも可能で、日本語の他にも韓国語、英語のメニューが用意されています。


4 ホイアンのバインミー屋さんでの注意点

4.1 辛さ

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他の東南アジアの国々と同様に、ベトナムの人も辛いものが大好きです。

しかしその加減は、日本人には辛すぎることもあります。

バインミーも基本的には辛めの味付けになっているので、辛いものが苦手な方は、注文をする時に「No spicy」などと伝えて、チリを入れないでもらうようにお願いしましょう。

また、パクチーなどの香草が苦手な方も要注意です。

4.2 定休日や営業時間

こちらも他の東南アジアの国々と同様、基本的には毎日営業しているバインミー屋さんでも、オーナーさんの都合次第で突然のお休みに入ってしまうお店もあります。

特にベトナムの祝祭日付近はお店をお休みとするオーナーさんも多いので要注意です。

また、営業時間に関しても、日本のようにキッチリしているところは少なく、定時されている営業時間より遅くオープンしたり、早く閉まってしまったり、はたまた早めにオープンしていたりする場合もありますので、その点は心得ておきましょう。

4.3 衛生面

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バインミー専門店やカフェ、屋台でも行列が出来るようなお店は衛生面も管理されている場合が殆どですが、ホイアンはじめベトナムも街中にある何気ない屋台のバインミー屋さんでは、衛生状態が良くない場合もあります。

ベトナムは年中暑い国ですので、屋台の雰囲気、周辺を良く見て、あまり衛生状態が良さそうでない場合は、無理せず綺麗なお店を選んでバインミーを楽しみましょう。

5 まとめ

ヘルシーで様々な味が楽しめるベトナムの国民食、バインミー。特にホイアンにはバインミー の名店が数多く存在します。

お手頃な価格ながら、一流のシェフを唸らせる程の美味しいバインミーを、ホイアンに行かれた際にはぜひ味わってみてください!

バインミー食べ比べのホイアン旅もおすすめです。