フィリピン

ジョリビーはマクドナルドを抜かして圧倒的人気No.1のファーストフード!

フィリピンへ行かれた方はご存知だと思いますが、世界的に有名なファーストフードの「マクドナルド」や「KFC」の店舗がフィリピンには少なく、あったとしてもそんなにお客さんも入っていません。

じゃあみんなどこに行っているの?と疑問に思われると思いますが、彼らはフィリピンで絶大な人気を誇るファーストフードチェーンの「ジョリビー」に行きます。

つまり、フィリピンでは、ジョリビーが有名で、マクドナルドはマイナーなファーストフード扱いなんです!

そんなフィリピンの国民食とも言える「ジョリビー」について今回はご紹介していきますね♪

1 ジョリビーの基本情報

ジョリビーとは、フィリピン全土にあるファーストフードチェーン店であり、競合として世界的に有名なマクドナルドやKFCになります。

フィリピンの中でも中華系(華僑)出身であるトニー・タン氏がはじめたジョリビー・フード・コーポレーションが運営しています。

フィリピンの他にもワールドワイドでビジネスを展開しており、アメリカ、香港、ベトナム、インドネシア、ブルネイ、サウジアラビア、カタール、クウェート、シンガポール、バーレーン、UAEに店舗を構えています。

アジアへ積極的に展開していますが、まだ日本には上陸していないようですね。

2 ジョリビーのメニュー紹介

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フィリピンでマクドナルドを押さえ、圧倒的シェアを獲得している理由として、ローカルに根ざしたジョリビーの商品展開がメインな理由の一つになっています。

フィリピンで大人気なフライドチキンをローカルに合うように甘く、濃く味付け、彼らの主食であるご飯を添えたセットメニューやチキン以外にもスパゲッティや豊富なサイドメニューなど、マクドナルドでは選べない豊富なチョイスも人気の一つです。
代表的なメニューを以下に挙げます。

2.1 Chickenjoy

フライドチキン×ライス(ドリンク付)
値段:87ペソ(約170円)

※グレイビーソース:肉汁がベースになった様々なスパイスで味付けされて甘めのソース

現地の方はこれをチキンにかけてご飯と一緒に食べます。

これが日本人にとって甘すぎる独特な味で、初めて食べる方は純粋にチキンだけ食べる方が無難に美味しいです。

2.2 Jolly spaghetti

https://www.instagram.com/p/B3DwO3TFSgC/

スパゲッティ(ドリンク付)
値段:60ペソ(約120円)

バナナケチャップ:現地の方が好きな甘めのケチャップを使って味付けされています。

これも同じく甘く味付けされており、またパスタは日本人からしたらかなり茹ですぎな仕上がりです(笑)

2.3 Burger steak

ハンバーグ×ご飯(ドリンク付)
値段:60ペソ(約120円)

甘めのマッシュルームソースで味付けされたバーガーのパテをご飯と一緒に食べます。

2.4 Yum burger

ハンバーガー(フライドポテト、ドリンク付)
値段:80ペソ(約160円)

パテとソースのみのシンプルなハンバーガーです。味はシンプルに美味しいです。

2.5 Champ

マックで言うビックマック(フライドポテト、ドリンク付)
値段:175ペソ(約350円)

値段が他よりかなり高価なことからあまり現地から人気はないですが、他のバーガーとは違ってオーダーが入ってから作るのでできたてを食べることができますし、具材を多くて美味しいです。

2.6 Cheesy classic

ホットドック(ドリンク付)
値段:67ペソ(約130円)

フィリピンでは普通ですが、ハリのないソーセージを使っていて味は普通です。

2.7 French fries

https://www.instagram.com/p/BcEfJ1ABoLu/

フライドポテト
値段:レギュラー(36ペソ=約70円)、ラージ(59ペソ=約120円)、ジャンボ(67ペソ=約130円)

マクドナルドのポテトより少し甘く感じます。

2.8 Ube pie

https://www.instagram.com/p/Bj6MJyzBVD_/

紫色パイ
値段:29ペソ(約60円)

パイ生地に紫芋とクリームが閉じ込められていてデザートにすごくいいです。

サイズもマクドナルドのアップルパイの半分ほどで手軽に食べられます。

3 ジョリビーは日本人の味覚に合うのか?

https://www.instagram.com/p/BSDliwDDTzM/

相対的にフィリピン人が好きな味付けは、日本人には合わないと言われています。

とにかく甘いです。(グレイビーソースやバナナケチャップなど…)

また日本人のお米へのクオリティ要求水準が、フィリピンではかなりマイナスに働きます。

実はフィリピン人は、日本人以上にお米が大好きな民族で消費量も日本より多いんですが、普段日本の美味しいお米を食べてる方からすると、まずフィリピンのお米は合わないと思います…

よく短期で旅行に来られる方で「ジョリビーは合わなかった」と捨て台詞を残して帰られる方もいらっしゃいますが(笑)

長期で滞在されている方は、かなりの確率でジョリビーが生活に欠かせないものになってきます(笑)

なぜかこんなに甘くて不思議な味なのに中毒性があるんです…かくいう私はちなみにジョリビーファンの一人です(笑)

4 ジョリビーのカロリー情報

ジョリビーに限らずほとんどすべてのフィリピン料理にこれは言えることですが、全体的にカロリーは高いです。

かなり甘みが効いてますし、味付けも濃いので…

フィリピンでカロリーを気にすると、ご飯はほとんど何も食べられなくなってしまいます(笑)

5 ジョリビーの朝メニュー

ジョリビーでは、マクドナルドのようにモーニングセットも朝食の時間のみ提供していて、普通のメニューとは違った新鮮さも感じられます。

「Breakfast Hotdog」というメニューでガーリックライス、目玉焼き、ソーセージが添えられています。

フィリピンでホットドックとはソーセージそのもののことを指すので、この名がついています。

6 ジョリビーおすすめ店舗

フィリピン全土にジョリビーの店舗はありますが、地域ごとに配置割合に違いがあり、特にリゾート地のセブ島はほんとに店舗が多いです。

空港にも店舗はあるのですが、常に混んでいて、よっぽど時間がない方を除いてはおすすめしません。

どの店舗でも比較的お客さんが入っていてとても人気のジョリビーですが、やはりおすすめは町中観光で小腹が空いた際や少し観光疲れで休憩を挟みたいときにふらっと寄って、ローカルの方のように気軽にご利用されるのが一番良いと思います。

よりローカライズできますし、何よりジョリビーは年齢問わず、フィリピン国民の憩いの場でもあるので、活気ある店内にいるだけでも満足できると思います。

7 ジョリビーは日本には進出するのか?

https://www.instagram.com/p/BphD_41BBdB/

私がフィリピンに滞在していたときにもちょくちょく小耳には挟んでいました。池袋駅のど真ん中にできるだなど色々噂されていたみたいですが…

しかし、結局噂がひとり歩きしているみたいでして、色んなメディアでも書かれていますが、現在日本への進出の予定はないとジョリビーを経営する社長がおっしゃっているので当分はなさそうですね。

でも色んな進出の噂があれほど流れたということは日本も次の展開候補に入っているのかもしれませんね!

ジョリビーファンの一人としては、日本でジョリビーが食べられる日を楽しみに待っていたいと思います(笑)

8 ジョリビーのマスコットキャラクター

https://www.instagram.com/p/BS-7bYzDl2w/

ファーストフード店には必ずといっていいほどマスコットキャラクターがいますよね?

ジョリビーにもちゃんといるんです!その名も「ジョリビーくん」です!!

ジョリビーは造語で楽しさなどを意味する「Jolly」とミツバチを意味する「Bee」を掛け合わせています。

なのでマスコットキャラクターも愉快なミツバチというコンセプトのもとで以下のようなデザインになっています。

私は少しリアルすぎてなのかこのジョリビーくんが好きになれず、なぜか不気味な感じを覚えますが(笑)

フィリピンでは、CMに登場したりTV番組に出演していたりとメディアに引っ張りだこで、皆に愛されているようですが!

9 ジョリビーのグッズ販売

https://www.instagram.com/p/BymeT7tgkEY/

定期では販売されていないようですが、不定期に各店頭にマスコットグッズなどが並ぶことがあるようです。

私は以前にジョリビーくんがプリントされたタンブラーを見たことがあります。

 

また日本のユニクロとジョリビーくんがコラボしたTシャツが販売されたこともあったようです。すぐに完売になったようです(驚愕!)

不定期ということもありますので、旅先で見つけた場合は記念に買ってみてはいかがでしょうか!

10 ジョリビーダンス

ジョリビーくんが真顔でキレッキレで踊るシュールです…