急激なスピードで成長を遂げるタイの首都・バンコク。そのスピードたるや何年もの間をバンコクで過ごしている人でさえも肌で感じる程と言われています。
東京に負けないビルが次々と建てられ、夜には美しい摩天楼が広がり、光線のように高速道路がバンコクの街を駆け巡ります。そんなバンコクの名物となっているのがルーフトップバーです。
ルーフトップバーとは、高いビルの屋上で夜景を楽しみながらお酒や軽食を楽しめるバーになります。日本でも増えてきましたが、地震が無いタイでは建築法が緩いという理由もあり、ルーフトップバーといえばバンコクと言われるほど、バンコクにはたくさんのルーフトップバーが存在します。
今回はそんなタイの新たな観光名所とも言えるバンコクのおススメのルーフトップバーについてご紹介します。
※これからご紹介するタイバーツ料金ですが、3.5をかけると日本円の大体の値段がわかります。例)100バーツ→100×3.5=約350円
もくじ
1 バンコクおすすめルーフトップバー/SIROCCO(シロッコ)
1.1 SIROCCO(シロッコ)の特徴
シロッコはチャオプラヤー川沿いにある金色のドーム型の5つ星ホテル「Lebua(ルブア)」の64階にあります。
シロッコは世界一高い場所にあるレストラン&バーとしても有名で、映画「ハングオーバー2」の舞台にもなりました。
シロッコとはイタリア語で「季節風」という意味。
その名の通り屋根がなく開放感あるスカイバーで、年中暑いバンコクでも涼しく爽やかな風を感じながら、夜のひとときを過ごすことが出来ます。
1.2 SIROCCO(シロッコ)のドレスコード
https://www.instagram.com/p/B4xMQgMhDjZ/
シロッコのドレスコードは高級ホテルながらそこまで完璧なフォーマルウェアではなくても大丈夫で、スマートカジュアルであれば問題ありません。
厳禁とされている服装は以下の通りです。
・スポーツウェア(ユニフォームなど)
・ビーチサンダルやスリッパ
・(男性のみ)ノースリーブや短パン
ロールアップデニムなどでも注意されることがあるようなので、クロップド丈のパンツはやめておいた方が無難です。
リュックやスーツケース、ショッピングバッグは持ち込み禁止になっており、受付に預ける必要があります。
1.3 SIROCCO(シロッコ)の予約は必要?予約の方法は?
シロッコはバンコクでも人気かつ有名なルーフトップバーなので、予約は必須です。
こちらのルブアホテルのホームページから予約をすることが出来ます。
Lebua Hotel
⇒ルブアホテルのホームページ
1.4 SIROCCO(シロッコ)の子供の利用制限・託児所やベビーシッター有無について
子供も、以下の条件を満たしていれば入場可能です。
・20歳以上の大人の同伴があること
・7歳以上であること
子供も大人と同じスマートカジュアルなドレスコードである必要があるので気をつけましょう。
また、ルブアホテルに託児サービスがあり、預けることが可能です。(事前に預ける時間などを伝えておいた方が良いでしょう。)
1.5 SIROCCO(シロッコ)の営業時間
18:00~25:00(深夜1:00)
1.6 SIROCCO(シロッコ)のチャージ料金
シロッコではキャッシュオン(都度払い)システムになっています。
飲食代にプラスしてサービス料10%、税金7%が加算されます。
1.7 SIROCCO(シロッコ)のドリンク料金
・グラスワイン 630バーツ~
・カクテル 410バーツ~
・ビール 320バーツ~
・コニャック 950バーツ~
・ウィスキー 380バーツ~
・フルーツネクター 390バーツ~
・コーヒー/紅茶 340バーツ~
1.8 SIROCCO(シロッコ)での注意点
シロッコはルブアホテルの64階に位置し、エレベーターで案内されます。
エレベーターから降りて左のエリアは、シロッコの中でもリッチなエリアとされており、リーズナブルなドリンクのメニューが渡されず、最初に1杯2300バーツ~のシャンパンのメニュー表を渡されます。
もちろん、リッチメニューを楽しむのも良しですが、そうでない場合はカクテルのメニューをくださいとお願いすれば大丈夫です。
2 バンコクおすすめルーフトップバー/Octave(オクターブ)
2.1 Octave(オクターブ)の特徴
https://www.instagram.com/p/B46lGuonJoy/
マリオットホテル・スクンビットの中の45階、48階、49階に入っているルーフトップバーです。
バンコクの夜景を360度見渡すことができ、さらにはハッピーアワーがあるのも特徴です。(17:00~19:00の間は、メニューのうちの幾つかのカクテルが一杯飲むと一杯無料になるサービスです。)
こちらのルーフトップバーはゆったりとした店内なのと、カクテル等ドリンクが比較的リーズナブルな値段設定になっています。
2.2 Octave(オクターブ)のドレスコード
ドレスコードはスマートカジュアルです。
厳禁とされている服装は以下の通り。
・スポーツウェア(ユニフォームなど)
・ビーチサンダルやスリッパ
・(男性のみ)ノースリーブや短パン
先にご紹介したシロッコに比べるとドレスコードは緩やかで、Tシャツや短パン、サンダルを履いている人もいる時がありますが、念のため、特に男性は靴・長ズボンで行くことをおすすめします。
大きな荷物も避けましょう。
2.3 Octave(オクターブ)の予約は必要?予約の方法は?
オクターブは早い時間であれば予約をしなくても席を取れる可能性が高いです。
しかし、遅い時間は満席なことも多く、あまり長めの良い席に座れない場合もあるので予約して行くことをおすすめします。
予約時にはバー利用のみか?食事もするのか?を伝える必要があります。また、当日予約は不可となっているので気をつけましょう。
オクターブのホームページはこちら
⇒オクターブのホームページ
2.4 Octave(オクターブ)の子供の利用制限・託児所やベビーシッター有無について
20時までなら、お子様の利用も可能です。
マリオットホテルにキッズルームがあり、ベビーシッターさんもいるので預けることも可能です。(事前に預ける時間などを伝えておいた方が良いでしょう。)
子供も大人と同じスマートカジュアルなドレスコードである必要があるので気をつけましょう。
また、20歳未満の方は45階のみの利用になります。
2.5 Octave(オクターブ)の営業時間
17:00~26:00(深夜2:00)
※48階、49階は18:00~
※17:00~19:00はハッピーアワー
2.6 Octave(オクターブ)のチャージ料金
飲食代にプラスしてサービス料10%、税金7%が加算されます。
2.7 Octave(オクターブ)のドリンク料金
・カクテル 390バーツ~
・ノンアルコールカクテル 260バーツ~
・ビール 250バーツ~
・ソフトドリンク175バーツ~
食事も比較的リーズナブルなお値段で楽しむことができます。食事は45階のみになります。
2.8 Octave(オクターブ)での注意点
ルーフトップバーの受付でIDチェック、服装チェックがあります。日本人は実年齢より若く見える場合が多いので、門前払いされないようにパスポートを持って行きましょう。
3 バンコクおすすめルーフトップバー/Vertigo(ヴァーティゴ)
3.1 Vertigo(ヴァーティゴ)の特徴
https://www.instagram.com/p/B0OgxrfoRe0/
ヴァーティゴはバンコクのシーロムエリアにある5つ星ホテル「Banyan Tree Bangkok(バンヤンツリーバンコク)」にあるルーフトップバーです。
最上階である61階にはアジア初のルーフトップバーである「ヴァーティゴ&ムーン・バー」そしてその1階下には「Vertiog too(ヴァーティゴ トゥー)があります。
ちなみにシーロムエリアとは、日本人男性に大人気のパッポンという歓楽街がある夜遊びスポット。パッポンのナイトバザールでは奇抜なタイのお土産が購入できることでも有名で、観光客に人気があるエリアです。
3.2 Vertigo(ヴァーティゴ)のドレスコード
・ヴァーティゴ&ムーン・バー
ドレスコードは無しです。気軽に楽しむことができますね。
・ヴァーティゴ トゥー
ドレスコードはスマートカジュアルです。59階で服装チェックがあります。
女性はかなりカジュアルなスタイルでも許容される事が多いそうですが、特に男性で気をつけなくてはならないのは・短パン
・ビーチサンダル、サンダル
・サングラス
などの服装は禁止という点です。
男性は襟がついている服を選ぶと無難でしょう。
ルーフトップバーに来るお客さんはオシャレをしてくる人が殆どですので、浮かないような服選びをすることをおすすめします。
3.3 Vertigo(ヴァーティゴ)の予約は必要?予約の方法は?
・ヴァーティゴ&ムーン・バー
予約必要がありません。
・ヴァーティゴ トゥー
予約が必要となります。こちらのページを利用すると予約が簡単です。
ヴァーティゴ トゥーのホームページはこちら
⇒エクスペディア
3.4 Vertigo(ヴァーティゴ)の子供の利用制限・託児所やベビーシッター有無について
https://www.instagram.com/p/BniWsTEBS9E/
・子供は2歳~利用可能です。
・バンヤンツリーホテルにキッズルームがあり、預けることも可能です。(事前に預ける時間を確認しておきましょう。)
3.5 Vertigo(ヴァーティゴ)の営業時間
・ヴァーティゴ&ムーン・バー
17:00~25:00(深夜1:00)
・ヴァーティゴ トゥー
18:00~22:30
3.6 Vertigo(ヴァーティゴ)のチャージ料金
ヴァーティゴ&ムーン・バー、ヴァーティゴ トゥー共に飲食代にプラスして
サービス料10%、税金7%が加算されます。
3.7 Vertigo(ヴァーティゴ)のドリンク料金
・カクテル 400バーツ~
・ワインボトル 2200バーツ~
・シャンパンボトル 4000バーツ~
・ビール 250バーツ~
※ヴァーティゴ トゥーでの食事のコース料金は3000バーツ~となっています。
3.8 Vertigo(ヴァーティゴ)の注意点
雨季のシーズンには夕方から夜にかけて突然の豪雨が降ることもしばしばあります。
悪天候の場合はサービス内容が変更になることもあるので、心得ておきましょう。
4 バンコクおすすめルーフトップバー/Above Eleven(アバブ・イレブン)
4.1 Above Eleven(アバブ・イレブン)の特徴
バンコクを走る電車BTS(バンコク・スカイトレイン)のナナ駅から徒歩5分の場所にあるルーフトップバーです。
サービスアパートである「フレーザー・スウィート・スクンビット」の最上階、34階と33階に位置しています。
規模は小さめですが、店内の内装が木をモチーフになっていたり、夜景を楽しみながらも、どこか心落ち着く雰囲気になっています。
日本食とペルー料理を組み合わせたメニューが名物で、夜遅くになると日替わりでDJも登場します。連日たくさんのお客さんで賑わうルーフトップバーです。
4.2 Above Eleven(アバブ・イレブン)のドレスコード
ドレスコードは特になしとなっています。気軽に行くことが出来ますね!
念のため、あまりにリラックスし過ぎたスタイルではなく、清潔感ある服装だとさらにおすすめです。
4.3 Above Eleven(アバブ・イレブン)の予約は必要?予約の方法は?
予約が必要となります。こちらのページを利用すると予約が簡単です。
ヴァーティゴ トゥーのホームページはこちら
⇒エクスペディア
4.4 Above Eleven(アバブ・イレブン)の子供の利用制限・託児所やベビーシッター有無について
残念ながら20歳未満の入店はNGとなっています。キッズルームのような設備もなくベビーシッターサービスもありません。
4.5 Above Eleven(アバブ・イレブン)の営業時間
18:00~26:00(深夜2:00)
4.6 Above Eleven(アバブ・イレブン)のチャージ料金
飲食代にプラスしてサービス料10%、税金7%が加算されます。
4.7 Above Eleven(アバブ・イレブン)のドリンク料金
https://www.instagram.com/p/B1yRMIYA8qB/
・カクテル 220バーツ~
・ノンアルコールカクテル200バーツ~
・ビール 180バーツ~
・ソフトドリンク100バーツ~
※日本のお酒やビールも用意されています!
5 バンコクおすすめルーフトップバー/ZOOM(ズーム)
5.1 ZOOM(ズーム)の特徴
https://www.instagram.com/p/B3du1CgASry/
バンコクで外資系の企業が多くあるエリア・サトゥーンにあるルーフトップバーです。
「Anantara Sathorn(アナンタラ サトゥーン)」というホテルに入っており、静かで落ち着いた洗練された雰囲気ながらコストパフォーマンスが良いと話題になっています。
流行モノやオシャレにミーハーなタイ人にも、大人気だそうです。
5.2 ZOOM(ズーム)のドレスコード
https://www.instagram.com/p/B2VeRRZgh9s/
ドレスコードはスマートカジュアルです。
厳禁とされている服装は以下の通りです。
・スポーツウェア(ユニフォームなど)
・ビーチサンダルやスリッパ
・ノースリーブ(男性)
・短パン
5.3 ZOOM(ズーム)の予約は必要?予約の方法は?
予約をしなくても比較的スムーズに着席できますが、テーブル席・カウンター席・ソファ席と用意されているので、特に人気のソファ席に座りたい場合は予約をして、その際に席の種類を指定しましょう。
予約が必要となります。こちらのページを利用すると予約が簡単です。(席の指定は電話かメールでしましょう)
ヴァーティゴ トゥーのホームページはこちら
⇒ヴァーティゴ トゥーのホームページ
5.4 ZOOM(ズーム)の子供の利用制限・託児所やベビーシッター有無について
数少ない子連れOKのルーフトップバーとしてバンコク駐在妻からも人気のルーフトップバーです。
子供も出来る範囲でスマートカジュアルなドレスコードを心掛けましょう。
アナンタラホテルに託児サービスもあり、ベビーシッターさんもいるので預けることも可能です。(事前に預ける時間などを伝えておいた方が良いでしょう。)
5.5 ZOOM(ズーム)の営業時間
17:30~25:00(深夜1:00)
5.6 ZOOM(ズーム)のチャージ料金
飲食代にプラスしてサービス料10%、税金7%が加算されます。
5.7 ZOOM(ズーム)のドリンク料金
・カクテル 340バーツ~
・ワイン330バーツ~
・ビール 200バーツ~
・ソフトドリンク110バーツ~
5.8 ZOOM(ズーム)の注意点
https://www.instagram.com/p/ByfRp-hhBk7/
サトゥーンエリアは交通渋滞がひどいエリアとして知られています。
特に17:00~19:00あたりは20分同じ場所から動けないこともあります。
サイアムやアソークなどバンコクの中心地からタクシーで向かうと1~2時間はかかってしまうため、最寄駅であるBTS(バンコクスカイトレイン)チョンノンシー駅までは電車で行くのがベストです。
6 バンコクおすすめルーフトップバー/BREWSKI(ブリュウスキ)
6.1 BREWSKI(ブリュウスキ)の特徴
こちらのルーフトップバーは、あまりかしこまったり緊張したりせず、気軽にルーフトップバーを楽しんでみたい!という方におすすめです。
また様々なクラフトビールが楽しめる場所としても知られていて、暑いバンコクでビールをいっぱい飲みたい!という方にもおすすめです。
バンコクの中心地、BTS(バンコクスカイトレイン)のアソーク駅やプロンポン駅から歩いていけるホテル「ラディソン・ブルー・プラザ・バンコク」の30階にあるという立地の良さもこのルーフトップバーの特徴です。
6.2 BREWSKI(ブリュウスキ)のドレスコード
ドレスコードはスマートカジュアルです。
厳禁とされている服装は以下の通りです。
・スポーツウェア(ユニフォームなど)
・ビーチサンダルやスリッパ
・ノースリーブ(男性)
・短パン
比較的寛容なルーフトップバーで、店内にはラフな格好をしたお客さんがいることが多いです。
6.3 BREWSKI(ブリュウスキ)の予約は必要?予約の方法は?
予約は不可となっています。
遅い時間は混雑するため、19:00前を狙って行くのがおすすめです。
6.4 BREWSKI(ブリュウスキ)の子供の利用制限・託児所やベビーシッター有無について
12歳未満の子供は入店不可となっています。
ラディソン・ブルー・プラザ・バンコクホテルに託児サービスがあり、預けることが可能です。(事前に預ける時間などを伝えておいた方が良いでしょう。)
ラディソン・ブルー・プラザ・バンコクホテル
⇒ラディソン・ブルー・プラザ・バンコクホテル
6.5 BREWSKI(ブリュウスキ)の営業時間
17:00~25:00(深夜1:00)
6.6 BREWSKI(ブリュウスキ)のチャージ料金
BREWSKIではキャッシュオン(都度払い)システムになっています。
飲食代にプラスしてサービス料10%、税金7%が加算されます。
6.7 BREWSKI(ブリュウスキ)のドリンク料金
・クラフトビール 220バーツ~(試飲もできます)
BREWSKI(ブリュウスキ)
⇒プロモーション
6.8 BREWSKI(ブリュウスキ)での注意点
こちらも受付でIDチェックがあります。
日本人は実年齢より若く見える場合が多いので、門前払いされないようにパスポートを持って行きましょう。年齢を証明できないと、入店を断られてしまうこともあります。
7 タイのルーフトップバーまとめ
ルーフトップバー激戦区といわれるバンコク。
様々なタイプのルーフトップバーがありますが、ドレスコードも緊張したりせずに、ビーチサンダルや短パンに気をつけて、オシャレを楽しむ気持ちで行けば問題ありません!
混雑する遅い時間を避けて、ルーフトップバーから夕日を眺めるのも良いですね。特に11月~4月半ばまではタイの乾季になるため、天候をあまり気にせずにルーフトップバーを楽しむことが出来ます。
また、念のためルーフトップバーに行く際にはどこのお店でもパスポートを持参することをおすすめします。
予算や場所、ムードに合わせてバンコクでお気に入りのルーフトップバーを見つけましょう!