ベトナムは、マレーシアやインドネシア、タイに追いつこうという勢いで経済成長している東南アジアの国です。
日本人にとっては、フォーやバインミーなど美味しいお料理で有名な国でもありますよね!
ベトナムの玄関口となる大きな国際空港は2つあります。
・ハノイ空港(ノイバイ国際空港)
・ホーチミン空港(タンソンニャット国際空港)
以上の2つです。
ベトナムの各空港はアジア周遊の旅の拠点にもなり、乗り継ぎ場所として利用される頻度も高い空港です。
乗り継ぎでは、長い時間を空港で過ごさなくてはならない事もあり、そんな時は出来れば空港でシャワーを浴びたり、仮眠をとってリラックスしたいですよね。
今回は、ベトナム各空港でのシャワーや仮眠が可能な場所をご紹介します。
もくじ
1 ハノイ空港
まずは、ベトナムの首都ハノイにあるハノイ空港(ノイバイ空港)のシャワーや仮眠が可能な場所をご紹介します。
1.1 シャワーを浴びるなら、ACV ビジネス・ラウンジ
【出典:ANA 全日空搭乗しまくり】
ACV ビジネス・ラウンジは、ハノイ空港の制限エリア内にあるラウンジです。
出国審査を抜けて手荷物検査を通過後、直ぐに左に曲がった場所にラウンジへ続くエスカレーターがあります。
JALやANAの指定ラウンジですが、会員ではなくてもお金を支払えば誰でも利用することが出来ます。
ACV ビジネス・ラウンジの向かい側にあるお土産屋さんで、ラウンジに入るためのバウチャー($25)を購入することが出来ます。
●営業時間
6:00am〜0:00am
●受付方法・シャワー専用ルームの場合
受付で購入したバウチャーを見せれば大丈夫です。
シャワールームはラウンジ内の奥の方、トイレと同じ場所にあります。
男性用・女性用に別れているので安心です。
【出典:travel&music】
●料金
・$25/3時間
※3時間単位での利用となります。
●アメニティ
ACV ビジネス・ラウンジでは、以下のアメニティが用意されています。
・バスタオル
・シャンプー
・ボディーソープ
・歯ブラシ
・ヘアブラシ
最低限のものは揃っているので、助かりますね!
●手荷物
手荷物は入り口のロッカーに預けることが出来ます。
出典:ANA 全日空搭乗しまくり】
●その他・注意事項
ラウンジ内のシャワールームは、男女共に各2つしかありません。
予約は出来ませんので、時間帯によっては混んでしまっていることも考えられます。
シャワーを利用する場合は、時間に十分余裕を持っていくことをオススメします。
時間が余ってしまうぶんには大丈夫!
ラウンジ内で軽食を楽しんだり、お酒も飲むことが出来ますよ!
ACV ビジネス・ラウンジは小まめに清掃もされており清潔なので、女性にもオススメです。
1.2 仮眠を取るなら、スリープポッド(Sleep pod)
【出典:Booking.com】
Sleep Podは、ハノイ空港のターミナル1(国内線)、ターミナル2(国際線)の両方にあり、最低1時間から利用できるカプセルホテルです。
ターミナル1→3階
ターミナル2→2階
にあります。
パブリックエリアにあるので誰でも利用することが可能です。
プライバシーも保たれ、家族でも利用しやすいカプセルホテルです。
●営業時間
24時間、営業しています。
●受付方法
予約をしてあれば、通常のホテルと同様にチェックインできます。
予約なしの場合は、受付に泊まりたい時間数を伝えましょう。部屋が空いていれば使わせてくれます。
【出典:Booking.com】
●料金
・ターミナル1(国内線)
シングル:約613円/1時間
ツイン:約708円/1時間
・ターミナル2(国際線)
ツイン:約755円/1時間
※以上の料金にプラスして、税金10%とサービス料5%がそれぞれ加算されます。
※6歳以下のお子様は無料です。
※12歳以下のお子様は 約354円/1時間 となっています。
●設備
カプセルホテルには以下の設備が用意されています。
・テレビ
・ペットボトル水
・スナック
・マグカップ
・時計
【出典:Booking.com】
カプセルホテル内には、シングルサイズの2段ベッド、扇風機、エアコンなどもあります。
またwi-fiも繋がりますし、充電に使えるコンセントもあります。
●手荷物
荷物は自身で部屋に持ち込みましょう。
コンパクトな室内ですが、荷物を置くスペースはあるので大丈夫です。
【出典:Booking.com】
Booking.com
※こちらから予約もできます!
Sleep Podは1時間から使えるので、微妙な長さのトランジットでも調整可能。
そして子供料金も設定されているので、家族旅行される方にもオススメです。
2段ベッドなので、カップルやお友達どうしで利用してもゆっくり横になることが出来ます。
【出典:Booking.com】
2 ホーチミン空港(タンソンニャット国際空港)
次に、首都ではありませんが、ベトナムで一番大きな都市・ホーチミンにあるホーチミン空港(タンソニャット空港)のシャワーや仮眠が可能な場所をご紹介します。
2.1 シャワーを浴びるなら、空港内の無料シャワールーム
なんと、ホーチミン空港内には無料で利用できるシャワールームがあります。
場所は、出国手続きを終えた国際線ターミナル制限エリアにあるトイレ内。
保安検査を出てから歩いて5分強の距離です。
搭乗ゲート25番口のすぐそばにあるトイレです。
【出典:ベトナムフライトの達人】
●営業時間
空港内トイレなので、24時間利用できます。
●受付方法
特になし!です。
普通にトイレに行く要領で、空いていれば使えます。
●料金
無料!です。
節約旅にも有難いですね!
●アメニティ
・石鹸
【出典:ベトナムフライトの達人】
タオル、歯ブラシ、ドライヤーなどはありませんので、自身で持って入りましょう。
●手荷物
トイレ内にある無料シャワーということで、荷物を預ける場所はありませんが、ドアの裏側に荷物をかけられるフックがあります。
スペースがすごく広いというワケではないので、濡れないように自身で工夫が必要です。
お友達と一緒であれば、余分な荷物はお互いに預けて、順番こに行くのが良いかもしれないですね!
【出典:Style Lico】
2.2 仮眠をとるなら、スリープゾーン(Sleep Zone)
【出典:その後どうよ?】
Sleep Zoneは、国際線・出国エリア3階の搭乗ゲート26-27の先にあります。
建物の一番隅っこです。
●営業時間
24時間、営業しています。
●受付方法
Sleep Zoneの近くにあるお土産屋さん(ドル表記になっています)で料金を払い、手続きをした後に鍵をもらいます。
空いていれば入室することができます。
予約をすることはできません。
【出典:ビルマの東 ベトナムの西】
●料金
・7ドル/1時間
・11ドル/1時間〜1時間半
・14ドル/1時間半〜2時間
上記の値段にプラスして、デポジット料金が10ドルかかります。
ちなみに、お金を払うSleep Zone近くのお店はドル表記になっています。
ベトナムドンで支払いたい場合、ドンでいくら?と聞けばドン単位で料金を教えてくれます。
【出典:その後どうよ?】
●設備
Sleep Zoneには以下の設備が用意されています。
・飲料水
・おしぼり
【出典:Trip Adviser】
室内はライトと電源のみというシンプルな作りになっています。
●手荷物
荷物は預けるところがないので自身で部屋に持ち込みましょう。
コンパクトな室内ですが、荷物を置くスペースはあるので大丈夫です。
【出典:Trip Adviser】
●注意点
天井が吹き抜けになっており明るいことと、空港内に流れるアナウンスが常に聞こえる状態になっているので、熟睡したい!という方はイヤホンやアイマスクがあった方が良いかもしれません。
またSleep Zoneは人気の施設となっており、混雑していることも多いようです。
【出典:Trip Adviser】
上記の写真から解るように、Sleep Zoneの周辺には無料で使える仮眠ベッドも多くあります。
しかし、それでも有料のSleep Zoneが人気があるのは、荷物などを安心して確保しながら眠れるからです。
どこの空港でも、残念ながら“置き引き”はあるもの。
安心してゆっくり休みたい方には、オススメしたい仮眠施設です。
3 まとめ
人気の観光地である東南アジアの国・ベトナム。
ベトナムから、カンボジアやタイなど他の国まで足を伸ばす方も多いと思います。
年中暑い東南アジアの旅、汗臭いままで飛行機に乗るのはちょっと気が引けますよね。
微妙に長いトランジットの待ち時間では空港内のイスなどに横になることもできますが、置き引きの被害に遭う可能性もあるし、身体も痛くなってしまいます^^;
しかし、ハノイでもホーチミンでも、空港内にある施設を上手く利用すれば、快適な時間を過ごすことができるはずです!
楽しく快適なベトナム旅になりますように…。